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日記、ところにより妄想。
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うちの仕事場の利用者が、何故か現代社会の教科書を音読していた。

青年期ってエリクソンかよ。今どきの現社って発達心理とかもするのか。すげぇな。大学で必須だったからやったけど。

ところで、ドラえもんののび太が「もしもボックス」でエヴァの世界に行く動画を見たのですが、面白かったです(小並感

のび太はご存じのとおり、馬鹿で、考えが足りず、やることなすこと裏目に出る、ダメ人間です。

ですが、劇場版や結婚前夜を見ていただくとわかる通り、「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる」人間でもあります。

そんな彼がエヴァの登場人物と混ざると、なんだろう、一番人間的に大人だと感じてしまう。

というか、エヴァ側の登場人物のメンタルが繊細すぎるんですよね。白武はエヴァ大好きですが、実は、この頃はそうでもないんです。

エヴァが好きっていうのは、たぶん、通過儀礼なんじゃないかと思う。人間の心は繊細で、エヴァという作品はそれを丁寧に描けていた。多感な時期に見てしまうと、登場人物の境遇や感情の変化が自分と重ねるところが多くて面白いと感じてしまうのではないだろうか。

でも、今になって思うと人間の心ってそんなに複雑か?と感じることの方が多い。いや、複雑でしょうよ。じゃなきゃ、心理学なんて学問が生まれるはずもないし。

けれども、人類補完計画……即ち、人間の魂を還元し、一つの生命体にする。自分と他人の壁がなくなれば完全じゃね?っていう考えはちょっと受け入れられない。それをエヴァの大人勢が最終到達点としているのも、今となっては納得できない。

大事なのは群体を一つに戻すことじゃない。人間は群体で一つなのだ。人は一人では生きられない欠陥を抱えているが、だからこそ他人を思いやることで補完できる。そういう、当たり前の真理に到達できなかった大人勢には反感を覚える(だから、そういう人たちの物語なんだって)。

などと一応、モラトリアムを終えたであろう白武は思うのです。あ、終わってないかも。誰かモラトリアム休暇ください。

前置きはそれくらいにして。いま一番言いたいこと。

まさかのワートリ休載。超へこんだ。いや、マジで。

でもまあ、だがしかしの二巻が買えたからいいか。超面白かった。

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