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日記、ところにより妄想。
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あけましておめでとうございます。

今年の抱負は、やっぱりというかなんというか、創作を頑張っていきたいと思います。
現在はカクヨムを中心に活動を行っていますが、これまで以上に、一人でも多くの方に小説を読んでいただけるよう頑張っていきます。

あと近々、去年購入したBlack Lotusを鑑定に出したいと思います。
厳重にスリーブ、ローダーに封入しているとはいえ、あくまで保管に関しては素人。専門業者にお任せした方がいいでしょう。ショップを信頼してはいますが真贋も気になりますし。

改めまして、今年も碧落の空をよろしくお願いします。
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早いもので、2019年も今日でおしまいです。
今年はひたすらに小説とMTGに時間を費やした一年だったと思います。

カクヨムでの活動は順調で、様々な作品、筆者様と交流することができました。更に、出版経験がある筆者様から非常に好意的なレビューを頂けたことは、私にとって大きな一歩です。

MTG関連で言えば、基本セット2020を購入したことをきっかけで、念願のブラックロータスを手にする機会に恵まれたことが一番でしょうか。
基本セットジャンキーなため、好評なエルドレインの王権にはまったくと言っていいほど触れていませんが、今後もMTGの推移を見守っていきたいと思います。

ちなみに年末ジャンボ宝くじは見事に外れました。
せっかく、幸運を引っ張ってこれるようにブラックロータスと一緒に厳重に保管していたのに。
いかなブラックロータスの魔力とはいえ、当選確率2000万分の1を突破することは叶わないということか……。

宝くじを当てるだけの魔力を得るには、パワー9を全種類揃える必要があるそうです。
そのパワー9を集めるには宝くじに当たる必要があり……うーん、堂々巡り。せめて100万円でも当選してくれればなぁ(贅沢)。

では、そんなわけで。みなさま。善いお年を。
前回の続き。

無事、ポチったBlack Lotusが到着した。
小包を開けるのに、これほど緊張したことがあるだろうか。
慎重に箱を開けて、梱包材を取り除いて、そして厳重にケースに入ったものを取り出す。

 

ああ――その姿を見た時、やばいくらい感動した。
憧れのBlack Lotus。あの日、諦めてしまった栄光。それが私の手に収まっている。

おそるおそる生の状態も確認してみたが、なかなかの美人さんだった。
若干の傷と凹み、日焼けなんかがあるものの、スライトリーと言って差し支えないだろう。
だいたい、スリーブなんてものが存在しなかった25年前のカードが、これだけ綺麗な状態で残っているほうが奇跡だ。未開封のブースターでも開けない限り、ミント品なんて手に入らない。

Black Lotusの魅力は一言では語れないが、ここでは大きく二つ。

一つはMTGプレイヤーとしての憧憬としての三つの「最」。
歴史上「最初の」カードゲームであるMTGにおける、「最古に」して「最強の」アーティファクト。
その強力さ、絵柄の美しさからMTGの象徴として語られており、一度は触れたい、使ってみたいと誰しも思いながらも、その希少性から文字通り高嶺の花として君臨し続け、一つの信仰にまで昇華されたと言っても過言ではない。

もう一つが、黒い蓮というデザイン。
蓮というのも私個人としては堪らないチョイス。
蓮の花は世界各地の神話で特別な花とされており、有名どころでいえば、お釈迦様の座っているのが蓮の花である。
泥の中に咲いても蓮の花は泥に染まらぬ美しさを湛える、極楽の象徴なのだ。

黒い蓮はギリシャ神話にも、堕落の花として登場する。
その実を食べるとこの世全ての苦痛を忘れ、多幸感を得る麻薬のような存在だった。

Black Lotusが人を魅了してやまないのも、蓮という花がそれだけ心に響くからなのだろう。
もし、イラストが蓮の花じゃなかったら、どうなっていたのか興味深くもある。

私が手に入れたのはアルファでもベータでもなく、アンリミテッド版。
世の中のコレクターたちがプレイ用として使うようなものだが――それでも、ようやく私はかつての後悔を払拭できた。

まあ、アンリミの未開封ブースターを買ってワンチャン狙ってもよかったんですけどね!
売ってあれば!
12月16日は「紙の記念日」と呼ばれているそうな。
1875年12月16日に東京王子に抄紙会社が開業したことを記念しての日だとか。

これを投稿した時は既に16日を過ぎてしまっているが、当日に書く時間がなかったのである。
人生最大の決断を迫られていてので。

話を戻すが、世の中で最も高価な紙はなんだろうか。
モナリザか。サルバトール・ムンディか。ムンクの「叫び」か。

否。MTGを嗜んだ人間ならば、こう答えなくてなくてはならないだろう。
――Black Lotusと。

ちょっと前の記事でも触れたが、私は一度だけBlack Lotusを手にする機会があった。
もう5、6年ほど前になるだろうか。とあるカードショップでBlack Lotusの逆オークション・キャンペーンが行われたのだ。

通常のオークションは金額を上乗せしていくものだが、あのショップは一日ずつ1万円値下げしていく方式だった。スタートが40万円。一日経過するごとに安くなっていく。
どんな状態かは定かではないが、それにしたって今考えれば40万円は安すぎる。現在の相場を知っているなら即決で誰もが買うだろう。

とはいえ、当時の私は貯金を理由に買うことを諦めた。
前々回のブログでも語った通り、私はそれを後悔している。まさか、ここまで値上がりするとは思っていなかったのだ。
結局、その後悔は7年経った今でも薄れることなく、私の胸に棘を残している。

さて、12月16日。日頃お世話になっているカードショップ・晴れる屋さんの年末セール。
そのセール枠で約70万円のアンリミテッドのBlack Lotusを見つけた。

このご時世に70万円……さぞや状態は悪かろう。
実際に画像を見ていたらHP(ハードプレイド)どころではない。もはやプアー(カラースリーブを装着しなければゲームには使えないほどの損傷)。加えてコレクターからは敬遠される白枠。70万円なのも頷ける。

だが、腐っても鯛。腐ってもBlack Lotusだ。あのBlack Lotusなのだ。

……それくらいなら手が出るかもしれない。ボーナス出たし。
無論、零細企業のボーナスくらいで買えるものではない。だが、今後のMTGの人気次第では、こんなボロボロでも70万円どころの価値ではなくなるおそれもある。

私が手を出せる金額帯では、これが正真正銘のラストチャンスかもしれない。
脳裏にあの時の逆オークションの屈辱が蘇る。
もう、あんな後悔はしたくない。

意を決して、私はポチった。130万円のものを。

セール品じゃねえのかよ!?(総ツッコミ)

言い訳させて!
いざ買おうと決心したら、本当に後悔しないものを選びたかったんだ!
むしろ、ベータ版に手を出さなかっただけ褒めてほしい!

とは言っても、さすがに私がすぐに動かせるお金程度では白枠が限界。黒枠なんて買えたもんじゃない。あれは別次元。だからこそ、手の届く範囲でできるだけ綺麗な子を選びたかった。

悩んだ。悩んだぞぉ。めちゃくちゃ悩んだ。
在庫にはPoor70万円(セール品)を最安値として、HP80万円(セール品)、HP90万円、MP90万円(セール品)、MP105万円、SP-110万円、SP-110万円、SP+130万円があった。値段はびっくりするほど状態に比例していた。

最初はセール品のMP90万円とSP-110万円で葛藤した。
MP90万円のものはセール対象品ということもあって、もともとは100万円近いのだろう。画像で確認できた限り、状態も妥当だった。110万円のものはもっと綺麗だった。20万円上乗せされるだけのことはある。

とはいえ、20万円の差は大きい。うまい棒が2万本も買えてしまう。パソコンだって新調できる。次の自動車の車検も保険もメンテナンス代も賄える。だが――大事に保存すれば、いざ手放す時に価値が高まるのは、少しでも綺麗な方だ。

私は悩んだ。悩んで悩んで悩みまくって――悩む時間がもったいなかったから、絶対に悔いの残らない白枠最高額の130万円のものにした。
きっとどんな状態のものを買っても、私の性格ではきっと後悔を残すだろう。
だったら言い訳の余地ないほどに己が全力を注ごう。

人生最大の買い物だ。
紙の日に相応しいものを購入した。そう信じたい。

到着は19日予定。
つづく。

11月はとっても忙しい。あまり休みがないので、心が休まらない。
なので、精神的な癒しを物欲で満たすことにした。

以前話していたMTGのコレクションについてなのだが、高額カードを購入する前に、白武のMTGの歴史の中で特に思い入れ深い〈クリスの魔道士〉のフォイルカードを集めようと思った。

このカードを少し振り返ってみよう。
時は1999年10月。新エキスパンション、メルカディアン・マスクスが発売された。

事実上、基本セット第6版からスタートしたと言っても過言ではない白武にとって、初の大型エキスパンションである。(同年6月にウルザズ・デスティニーが発売されていたのだが、初心者丸出しの白武はまさかこのセットがあんなにも凶悪だとは知らなかったのである。その正体を知った時は時すでに遅く、店頭からほとんど消えていた)

当時はシングルで買えるということも知らなかったので、おそらく最も購入したセットと言っても過言ではない。

収録カードの思い入れだけで言えば、〈双頭のドラゴン〉も負けていないだろう。
欲しいと思っていた傍から、ブースターで一発当てしたカードだ。これは今でも大事にとってある。そして、このカードがなければ懐かしの我が小説「ステラリアル」は生まれなかった。

話しは戻って、〈クリスの魔道士〉について。
このカードは別にそこまでグッドコモンというわけではない。
赤系のデッキには入らなくもないだろうが、手札を一枚消費して1点ダメージは実に弱い。本体そのものが赤①マナと軽いので展開を阻害しないのは長所だが、ラノワールのエルフや極楽鳥などのマナクリーチャーを焼くしか能がない。

ただ、当時のMTGにしては結構な美人さんなので結構人気があったのではあるまいか。
そう思いたい。若き白武はまさにこの美人さんにノックアウトされたのだから。イラストが好きすぎて、自分で〈クリスの魔道士〉をメインカードにしたMTG漫画を描いたくらいだ。白武の古い友人は読んだことがあるかもしれない。いま読み返したら、白武は間違いなく発狂死するだろうが。黒歴史すぎて。

もちろん、イラストアドだけではい。
よく対戦していた友人の〈ツンドラ狼〉を一方的に焼き殺してくれて、後の展開を大いに助けてくれた縁の下の力持ちだ。

別に〈ツンドラ狼〉に恨みはないのだが、あのわんこが1ターン目に出てくるといろいろ厄介だったのだ。当時は二人ともMTG初心者で、セオリーやテンプレートを知らなかったものだから、とりあえず好きなカードを詰め込むカジュアルプレイが主流だった。そのため、友人は〈ツンドラ狼〉に〈神性変異〉とかオーラして殴ってくるのである。先制攻撃のいやらしさを知った瞬間だった。

だが、そんな〈ツンドラ狼〉を〈クリスの魔道士〉は狙い撃ちしてくれる。
〈ショック〉などの軽量火力が初手にない時も、〈クリスの魔道士〉さえいてくれれば結構な確率で焼きわんこしてくれたのである。

そんなわけで〈クリスの魔道士〉が大好きになった白武は、もともと一枚のフォイルカードを所有していた。どうやって手に入れたかは覚えていないが、たぶん知らない誰かとトレードしたのではないだろうか。

そこまで好きなら、いっそフォイルカードを集めるだけ集めてみるか。
そう思って、10月の終わりくらいから収集を始めた。

これを書いている時点で、合計29枚のフォイルカードを集めることに成功した。
え? たった29枚?
そうなのよ。白武も意外だったのだが、ほとんど市場に流通していないのだ。
もともとメルカディアン・マスクス自体が20年前のカードであるし、〈リシャーダの港〉のような強力なカードならばともかく、こんなコモンのフォイルなんて白武以外のどこに需要があるのかという話なので、よく考えれば当然の結果である。

そして、そのわずかに流通していたカードも買い占めてしまった。
インターネットで調べられる限りの国内分は、おおよそ手に入れたと思う。あとはちょこちょこ売り場をチェックしながら、数を増やしていこうと思う。

そうやって集め出したら気になってくるのが、じゃあこの〈クリスの魔道士〉のフォイル仕様が全国にどれくらい存在するのかということだ。

当時のフォイルカードは現在の封入率と違い、100枚に1枚の割合だった。
これはレアリティに関係なくフォイル仕様があるので、メルカディアン・マスクス350種類のすべてにフォイルカードが存在する。

350種類のカードの中から、100枚に1枚のフォイルカードを当てる確率は単純計算で35000分の1。35000枚引けば、1枚は〈クリスの魔道士〉のフォイルが手に入る。

メルカディアン・マスクスが全部で何万枚印刷されたかわからないので、正確な数字は出ないだろうが、ここでは憶測で計算してみよう。
MTG史上初のセット、アルファ・ベータが累計で約1000万枚印刷されている。
これはあくまでアメリカ国内だけの流通量で、しかもここまで隆盛する以前の数字だ。1999年頃はMTG全盛期であり、日米以外の国外にも流通しているので、印刷総枚数はこの比ではないと思われる。

とりあえず、日本国内流通分を暫定的に初代の1000万枚の10倍、1億枚で計算してみよう(やりすぎか?)。
その中でフォイルカードが出る確率は35000分の1なわけだから、ざっくんばらんに2857枚ほど〈クリスの魔道士〉のフォイル仕様が日本に存在していると思われる。国内流通分の数字で解がだいぶ変動するが、実際、まあこんなもんじゃねぇかなと思う。誰か詳しい人がいたら計算して答えを教えてほしい。

暫定のまま進めるが、そうなると白武が保有している29枚はそのうちの約1%。
これをすごいと見るか、全然だと見るか……〈クリスの魔道士〉コレクターを名乗るには、まだまだ道のりは長そうだ。


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