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日記、ところにより妄想。
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全ての物語はⅡである、と僕は思います。

例えば、仮面ライダークウガ。
あの物語の発端は古代におけるグロンギとリントの民族抗争です。

宇宙から飛来した霊石を手に入れ、強大な力を持った狩猟民族グロンギ。
それに対抗するため、自らも霊石を手に入れ、農耕民族リントを守る戦士となったクウガ。
クウガとグロンギは激戦を続け、遂には、グロンギの王ダグバを封印することに成功する。
そしてクウガは、いつか復活するであろうグロンギに備え、自らも眠りについた――。

それが、第一話の冒頭の一分ちょっと。

時系列で考えれば、この古代のエピソードこそがⅠ。
五代雄介が主人公を担う仮面ライダークウガというのは、古代のクウガの「次の」物語。
ならば。仮面ライダークウガはクウガⅡと冠するのが正しいのではないでしょうか。

別にクウガに限ったわけじゃないのですが、多くの物語は、その物語が始まる以前に、何らかの物語がバックボーンに用意されているものです。
「古の勇者が封印した魔王が復活した」パターンなど、その筆頭。
古の勇者が魔王を封印するエピソードこそがⅠ。
断じて、「現代の勇者が、これから魔王を再び封印しに行く」物語がⅠであるはずがない。

発端をⅠとするならば、物語そのものはⅡになるはずだ。

えー。何が言いたいかというと。
僕にとって、エインセルサーガはⅠだということ。
つまり、物語を始めるために用意されたバックボーンのエピソード。

それを踏まえて、「本編」というのはどっちに当てはまる言葉なのでしょう。
これから始まる物語なのか? それとも、もうすでに終わってしまった物語なのか?


 

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