日記、ところにより妄想。
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「我が求めは迅雷――【武御雷】!」
ずどーん。ばりばりばり。 なんとなくネタ振りがあった気がするので、この話題で行きます。 電気とは何ぞや。 すべての物質は原子から構成されているのは、中学の理科でも教えてくれますね。 原子は中心部の原子核と、その周りをぐるぐると回る電子から成ります。 原子核はプラスの電気を、電子はマイナスの電気を帯びており、これを電荷といいます。 そして通常、原子核のプラスと電子のマイナスの電気の量は等しく、差し引き0なので、原子は電気を帯びていないことになります(電荷していない)。 しかし、この電子というのは何かの拍子で容易に軌道を外れて飛び出したり、あるいは原子に吸収されたりします。 すると電荷のバランスが崩れ、原子がプラスになったり、マイナスになったりするのです。 これを電離(イオン)と呼びます。 さっきも述べたように、電子は何かの拍子で原子核の軌道から離れ、外に飛び出します。 何かの拍子とは、摩擦したり、高温になったり、光に当たった時などです。 そうして風来坊になった電子を、自由電子といいます。 プラスチックの下敷きで布を擦ってみましょう。 プラスチックも布も電気的に中性(電荷していない)のですが、摩擦という拍子によって電子が離れ、自由電子となり、プラスチック下敷きに移動します。 すると電気量のバランスが崩れ、電子が移ってきた下敷きはマイナスに電荷し、電子を失った布はプラスに電荷します。 物質の電荷が一方に偏った状態を、帯電といいます。 この場合、プラスチック下敷きがマイナス帯電。布がプラス帯電です。 そして、この帯電状態こそが電気と呼べるもの。 しかし、もともと原子というのは電荷しておらず、電気的に中性です。 そこで物質はプラスとマイナスに偏ったら、元の状態に戻ろうとします。 その時の、自由電子の動きが電流というエネルギーなのです。 ……たぶん。 えー、あー、書いていて自分でも混乱してきた。語弊覚悟でまとめます。 原子はプラスの原子核と、マイナスの電子から成ります。 それ故に、原子は電気的に中性です。 電子というのは外部の力で原子核から引き離すことができ、原子間でやり取りできます。 電子を多く持っている原子はマイナスに、電子を持っていない原子はプラスに変化します。 しかし、本来、原子というのは中性です。 だから、元の状態に戻ろうとします。 離れた電子が元の原子に戻る時の動きが電気であり、電流である。以上。 ちなみに、人間は8ミリアンペアの電流が流れただけで耐えがたい激痛を感じ、50ミリアンペア以上では心臓が停止し、死は免れないそうです。 なので、漫画やアニメにおいて落雷として演出される雷魔法は明らかに威力過剰。 例えばピカチュウの10万ボルト。 人体の抵抗は400~4000Ω。中間の2000Ωとしても、電流は50アンペア。 オーバーキルにもほどがある! なぜ生きているサトシ!w もっとも、そうやって原理を追求したら魔法なんてものは存在できないわけで。 そこは浪漫と割り切って、どっかんどっかん落雷を落とすべきでしょう。 突っ込むのは野暮ってもんです。 ちなみに、白武は文系です。 間違っても理系の人ではありません。あくまでこれはエセ物理学。 一応調べたけど、間違っていることもあるので真に受けないでくださいw PR
文系でしたか(汗)
たまに詳しく物理について書いていたので、てっきり理系かと……。
ってわけで、無茶なネタ振りに付き合って下さってありがとうございました。 とても分かりやすい説明でした。 つまり、電気というのは電子の集団下校みたいなものと思ってればいいんわけですね。 しかしながら、電子みたいな小さなモノにそんなエネルギーがあるなんて、なんだか驚きです。
趣味
電子の集団下校とは、面白い表現ですね。
その通りだと思います。 僕自体は文系ですが、ウルトラマンを筆頭とした娯楽SF作品が好きなので、普通の人に比べたら、ちょっとは物理に明るいほうだと思います。 まあ、大体が本やサイトからの受け売りですが。 こういうところは理屈っぽいくせに、人間の心理はまったく考察しない、と…。 いやはや。まったくもって未熟です。 |
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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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