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日記、ところにより妄想。
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腹をくくりました。小説を書きます。

一日1ページ……は、正直、仕事に追われる社会の一員なので確約できませんが、書ければ書いて、書いた分をブログに掲載。
それがある程度溜まったら加筆修正して小説コーナーに載せ直そうと考えています。

きっと、書き出さないと僕は二度と書こうとしない。
まったく書かなくなって文章力が落ちっぱなし。能力は限りなく初期化に近い。
書いたところで読みにくいのは必定。それが作品として面白いわけがない。

されど、書かなければ「原作無し」の汚名は拭えない。

書くしかないのだ。
どれだけ世界に心血を注ごうと、そこに物語がなければ文字の羅列に過ぎない。
物語がなければ価値がない。
幾度となく言われ、それはとても僕を苦しめた。正論ゆえに。

正論ほど人間を苦しめるものはない。
なぜなら、人間は多くの場合正しくないからだ。正しいことをするのは苦しいからだ。
正を貫くより、悪を成すほうが心地いいからだ。

だから、僕にとって突きつけられる正論ほど痛いものはない。

僕はただ褒められたかった。
普通の生活ではまず使わないような知識を勉強し、吸収し、必死に構想して、作り上げた世界や設定を褒めて欲しかった。

僕が最初に書いた物語。
小学校の頃、学習帳に描いた下手糞なバトル漫画。
それでも、それを読んだ親友は「面白い」と言ってくれた。褒めてくれた。
嬉しかった。思い返せば、ただそれだけのこと。それが僕の物を書くという原点なのだ。

けれど、歳を重ねるに連れ、そういうことはなくなった。
小学校以来の親友も、今の僕の作品を読むことはまずない。
無論、賞賛に値する作品でないが故に、読む理由、褒める理由もないかもしれない。

次第に、僕から書く力は失われた。
でも、それでも何か書きたくて、設定を組み上げることに力を注ぐようになった。

けど正直、それも疲れた。もう正論を言われ、痛い思いをするのは嫌なのだ。
このままでは作ること自体が苦痛になってしまう。

褒められるには、もう書くしかないのだ。

怠惰に身を任せていた時間が、僕から書く力を奪っていった。

それでも、あの頃――小学校の時に初めて描いた漫画くらいの質は残っているはず。
じゃあ、そこから始めよう。

Ainsel Saga。

ただの妄言のままで終わらせてなるものか。

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白武士道
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性別:
男性
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1985/12/07
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絵画、読書、小説執筆
自己紹介:
F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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