The Last Party

戦国BASARAという作品をご存知でしょうか。

レッツパーリィ！だったり、ぅおやかたさむぁぁぁぁ！だったり、忠勝がメカだったりする、あれです。

世の歴女を生み出した契機たる作品。
まあ、一度くらいはチェックしておこうかなと思っていたところ、ちょうど機会があったので劇場版を観てみました。

正直に言う。意外と面白かった。
歴史モノとしてではなく、純粋なキャラクターモノとして観る限りですが。

思った以上に幸村が好印象。この歳になると、クールだったりニヒリストだったりするよりは、かえって純情熱血馬鹿のほうがカッコよく見えるものです。

白武の戦国武将ランキングぶっちぎりNo.1の本田忠勝がメカなのにはへこみましたが……確かに、史実ではちょっと人間離れした強さの忠勝ですが、そうきたか……。

確かに本田忠勝は戦国の世ではちょっと強すぎる。

Fate風に解釈するなら、クラスはもちろんランサーでしょう。
宝具は無論のこと蜻蛉切り。穂先に止まろうとした蜻蛉をすぱっと斬っちゃう業物中の業物。とはいえ、人間の世の武器だから、Fate本編で登場するような神代の武具よりはランクは低いと思われます。

彼の真価は「57回にも及ぶ合戦を経て、一度も傷を負ったことがない」という逸話でしょう。これをそのまま宝具化していいなら、「戦っても、戦闘回数が57回に到達するまで負傷しない」という概念武装になる。反面、小刀で小指を切って数日後にぽっくり逝ったし、一度でも傷を受けたら死ぬのかも。

まあ、本編の設定じゃ西洋の英霊しか召喚できないし、妄想の類でしかないのですが。

あー、戦記モノ書きてぇー。