白武は驚愕した。

日本で最も巨乳な女性がいる県は山形県だという。

世の中には、「北海道・東北巨乳説」などというものがあるらしい。
政府が発表した都道府県別の身体測定結果の統計調査によると、胸囲の全国平均が82.3cmに対して、北海道・東北の各県は83cmをオーバーしているという。

人間も環境に適応する。寒い地域ほど皮下脂肪がつきやすいのだ。
その意味で、北方の女性の胸が大きいというのは、至極自然な流れだと思う。

しかし、数ある東北地方の中で、どうして山形県なのか。
それは、山形県が盆地であることに起因するのだという。

盆地の多い山形県では、夏場はフェーン現象が発生しやすく、東北とは思えないほど猛暑に見舞われやすい。
夏は暑く、冬は寒い。即ち、寒暖の差が激しい。
そういった環境が、皮下脂肪がつきやすくしているのではないか、という話である。

もちろん、これは仮説であって、科学的な実証はされていない。
あくまで「ホンマでっか！？」レベルの信憑性だろう。
まあ、皮下脂肪がつきやすいということは全身がふっくらしやすいってことで、ピンポイントに胸だけ大きくなるって意味じゃないでしょうしね。ちょっと勉強すれば胸囲=カップではないことくらい誰でもわかりますし。

というか、久しぶりのブログ更新の内容がこれかよ！

いやいや、小説内のヒロインキャラクターのスリーサイズまできっちり決める男。
やっぱり、設定の根拠となるソースくらいは確保しておかねばなるまいよ。

まあ、ただの自己満足ですが。