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日記、ところにより妄想。
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ちょっとした覚え書き。

居合術と抜刀術は似て非なるもの。そもそも居合とは座った状態を指す。即ち、座した状態で抜刀し、攻撃する技法が居合術である。立った状態での抜刀は普通に立合と呼ぶ。

創作物ではよく抜き様(一撃目)で斬りつけるよう描かれているが、実際は、一撃目で牽制または相手の攻撃を受け流し、二撃目でとどめを刺す流れとなる。

居合の真価は即応性にある。

どっかの資料では、お互いに納刀していた場合、居合、抜刀術の使い手は、相手よりも先に攻撃体勢に移ることができるので「相打ちを封じる」技術であると書いてあった。相手が無防備のうちに決着をつけるということ。先手を取るための技法ですね。

また別の資料では、既に抜刀している相手と斬り合う場合、その不利を覆すための技術とある。相手に先手を取られても、素早く刀を抜き、攻撃体勢に移ることができれば、ターンアドバンテージを取り戻すことができます。ゲーム的に言えば先制攻撃無効でしょうか。

また、よく創作物でデコピンの原理で鞘に刃を押さえつけて抜けば加速するという描写がありますが、鞘に刃を押さえつけてはいけません。鞘が斬れます。怪我します。なので、実際は峰のほうを鞘に押さえつけるのだそうです。

ようつべなんかで居合、抜刀系の動画なんか見ていると本当に神業としか思えません。剣閃とはまさにこのようなものを指すのでしょう。

うーん。剣客モノ書きたい。
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1985/12/07
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