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日記、ところにより妄想。
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こちら葛飾区亀有公園前派出所が連載を終了しました。

予告はされていましたが、いざ終わるとなると切なくなりますね。

両さんの日常は、ジャンプが廃刊になったとしても続いていくのだと、いっそ作者の秋元治先生がお亡くなりになっても続いていくものだと思っていただけに……。

40年もの間、同じものを描き続けるというのは並大抵のことではないと思います。いち創作家として畏敬の念を禁じえません。たった一本の短編ですら苦戦している白武にとっては、まさに雲の上の御方です。

連載が始まったころ当然僕は生れていませんし、そもそも当時はジャンプを読んでいなかったので、こち亀との出会いはアニメからでした。

こち亀と言えば葛飾ラプソディー。和田光司のButter-Flyに始まり、こち亀の葛飾ラプソディーで終わるというのが、当時の僕の日曜のスタイルだったような気がします。

白武は自身は東京都にも葛飾区にも行ったことはないのですが、堂島孝平さんの素朴な歌声と人情味のある歌詞に、ふるさとの在り方そのものを感じてしまいます。

白武の創作願望の中には、クトゥルフ神話のアーカムやバットマンの極寒……もといゴッサム、藤沢周平先生の海坂藩、ザ・サードのエンポリウム、ちょっとミクロなところでは更級作品の日計市のように、架空の町を書き上げたいというものがあります。

登場人物という枠を超え、架空の街並みが読者の故郷の一つになれば、それはどれだけ素敵なことでしょう。

その思ったきっかけの一つは、間違いなくこち亀だと思います(葛飾区も亀有も実在しますが)。

――明日もこうして終わるんだね。

葛飾ラプソディーのその一節に、何とも言えない切なさと優しさが含まれていて、胸にこみ上げてきます。在りし日々。その名残。

なくさないように。

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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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