日記、ところにより妄想。
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ある日の僕と同僚の会話。
同僚「俺はね、生涯で一度もアニメを見るために映画館に行ったことがないんだ」 白武「ほう」 同僚「でも、『君の名は。』観てみたいんだよ」 白武「なるほど」 同僚「というわけで、行こうか」 白武「その日、9時まで仕事で、16時からまた仕事なんだけど」 同僚「いけるいける」 白武「新海誠って微妙にトラウマなんだけど」 同僚「いけるいける」 ……というわけで、「君の名は。」を観てきました。 見に行くこと自体は早くに決まっていたので、それまであらすじも、レビューもまったく手をつけていない、完全先入観ゼロモード。 映像美はそのままに、これまでとはちょっと違う感じの新海誠作品。冒頭でちょっと古傷が蘇りかけましたが、胸が痛むことなく最後まで鑑賞することができました。 男女の意識が入れ替わるという題材は昔からありますが、その仕組みにちょっとした捻りがあって面白い。ところどころに伏線があったんだよね。 少年少女の関係が近くなったり遠くなったり、そういう心の変化の描写はさすがの一言。そういうのを丸無視する白武としては見習いたいところでもあります。 普通の少年少女の恋愛を書かなくなって、どれほどの時間が経っただろう。 映画を見ると創作意欲がわきますな。 PR
投稿用にちまちまと書いている作品がやっと30000字を超えた……。
中編という尺に対して登場人物が多い。こいついらねぇ。ばっさりカット。 テーマだけを絞り込んで、余計な地の分をばっさりカット。 やべえ、5000字くらい吹っ飛んだ。あーして、こーして、文字数稼いで……ああ、どんどん内容が薄っぺらく……もういっそプロットから練り直すか……って、そんなことしたらまた投稿するの遅れるだろ。このまま突き進め。 消して、書き足して、消して、書き足してを繰り返し、二週間前の25000字からようやくプラス5000字。 40×40の書式で計算すると、約4Pの前進。どれだけ時間が掛かっているんだ。 残り10000字。まあ、あくまで投稿規定を満たすだけなら、ですが。 休みの日は朝からワードに立ち向かっているけど、エンジンがかかり始めたところで一日が終わる感じなんだよなぁ。どれだけスロースターターなんだか。
こちら葛飾区亀有公園前派出所が連載を終了しました。
予告はされていましたが、いざ終わるとなると切なくなりますね。 両さんの日常は、ジャンプが廃刊になったとしても続いていくのだと、いっそ作者の秋元治先生がお亡くなりになっても続いていくものだと思っていただけに……。 40年もの間、同じものを描き続けるというのは並大抵のことではないと思います。いち創作家として畏敬の念を禁じえません。たった一本の短編ですら苦戦している白武にとっては、まさに雲の上の御方です。 連載が始まったころ当然僕は生れていませんし、そもそも当時はジャンプを読んでいなかったので、こち亀との出会いはアニメからでした。 こち亀と言えば葛飾ラプソディー。和田光司のButter-Flyに始まり、こち亀の葛飾ラプソディーで終わるというのが、当時の僕の日曜のスタイルだったような気がします。 白武は自身は東京都にも葛飾区にも行ったことはないのですが、堂島孝平さんの素朴な歌声と人情味のある歌詞に、ふるさとの在り方そのものを感じてしまいます。 白武の創作願望の中には、クトゥルフ神話のアーカムやバットマンの極寒……もといゴッサム、藤沢周平先生の海坂藩、ザ・サードのエンポリウム、ちょっとミクロなところでは更級作品の日計市のように、架空の町を書き上げたいというものがあります。 登場人物という枠を超え、架空の街並みが読者の故郷の一つになれば、それはどれだけ素敵なことでしょう。 その思ったきっかけの一つは、間違いなくこち亀だと思います(葛飾区も亀有も実在しますが)。 ――明日もこうして終わるんだね。 葛飾ラプソディーのその一節に、何とも言えない切なさと優しさが含まれていて、胸にこみ上げてきます。在りし日々。その名残。 なくさないように。
シン・ゴジラを観てきました。
ようやく。ようやくです。 初代のオマージュであることはずいぶん前から情報として出回っていましたが、明らかにこれまでのゴジラと違う邪悪な面構え。 核の犠牲者でもあり、世界大戦の英霊の無念でもあるゴジラ。それを庵野監督はどう料理するのか。これは嫌でも期待してしまう。 ……結論。噂に違わぬ名作でした。 でも、怪獣映画として見たら損する。しかし、純粋に映画として見た場合は名作の一言。 そもそもが怪獣映画の体裁ではない。「怪獣が現れた場合、日本政府はどう対応するのか」というシュミレーション作品である。それがまたリアルでね。政治家たちのやり取りはどこか間抜けで、そこが逆に「いかにも」っぽい。 そして、自衛隊の戦闘シーンは圧巻の一言。こんなに自衛隊をカッコよく撮れるのは庵野監督だけじゃないでしょうか。 ゴジラの熱線の表現は素晴らしいと大絶賛します。最初は炎のような時間を経るごとに熱量が上昇し、収束。レーザー砲のような形状に変化。それが口だけでなく、背中からも出る。ゴジラの熱線の常識を覆す演出。監督的にエヴァや巨神兵を思い出す人も多かったでしょう。 それはそれとして、「ん? これ、どこかで見たことあるな?」と思った諸兄らはおそらく、わたくしと同様あれをプレイしているはずです。そう、あれだよ、あれ。学園ラブコメかと思ったら宇宙人が襲来している並行世界に飛ばされちゃった高校生が救世主になるゲームだよ。間接的にではありますが、光線級ってやっぱり厄介だったんだなと再認識してしまいます。にしても、「ゴジラはレドーム的な機能を備えている」という習性を利用して、無人飛行機械を囮にしてレーザー撃たせてエネルギーを消耗させるって……まんま光線級ですがな。 終盤、尻尾からもレーザーが撃てるようになりますが……意味深ですよね。腕でも足でもよかったのに、なぜ「尻尾」なのか。 その答えのヒントが、エンドロール10秒前に現れるとは思いもしませんでした。 あの「最後」を見た時、鳥肌が立った。 そう、あれは……まるで……。 隠されたメッセージが多すぎて考察サイトを巡る日々が始まりそうです。 安直ですが、「あれ」が尻尾から飛び立って火の七日間が始まるのかな、とか。 あー、久々に空想に没頭できた。満足。
限界を超えろ、と少年漫画では謳う。
だが、限界を超えて何とする。限界は超えられないから限界なのだ。限界を超えるという言葉、それ自体が語義矛盾である。 Q. じゃあ、限界を超えるとどうなるのか。 A. バターになる。 ということで、熱が出ました。 数年ぶりの39℃超え。 体からは汗が滝のように出るのに、寒気が止まらず、頭痛は止まず、体の節々が痛くてろくに立つこともままならない。 こんなんじゃ仕事にならないので、泣く泣く有給使って療養することに。 もうね、死ぬかと思った。 病院に行って検査をするものの、血液検査の結果は異状なし。これといった原因が分からないので何を処方していいのか先生も困っておられる。まあ、いつもの抗生物質と解熱剤。そして点滴だったわけですが。 すると、二日で回復。あれだけ苦しかったのが嘘のよう。ギャグ漫画の翌日ってこんな感じなのかな……。 しかし、何もしない二日って大きい。療養が目的だったとはいえ、「何かできるのに何もしない」のと、「何かしたいのに何もできない」のでは、自由の重みが違う。 まあ、プリズマ・コーズは精力的に進んだがな! 前回のキャメロットピックアップ時に一万だけ課金しようと思い、最初の10連ですべてのピックアップを揃えたのち、さらに余った石でイリヤを引き当てる快挙を成し遂げた白武に隙はない。ふはは、今月は一万だけで済みそうだ。 ……まあ、病院だのタクシー代だので、わずか数日で数万飛んでしまったので、月末の決算的にはあんまり変わらないかもしれませんがね。 |
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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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