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日記、ところにより妄想。
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君の凍える手 握って駆け出してく
どんな時だって傍にいる
例えば この星に 終わりが近づいても
僕は君のこと 護るべく楯になるよ

Rita嬢の歌声は甘美ざます。

抜粋したのは「恋する乙女と守護の楯」というギャルゲの主題歌(注:耳コピ)。
よく聞くと、この歌詞って内容とばっちり噛み合っているんだよなぁ。

白武は作中に剣は出しても、楯は出したことがないような気がします。
深い理由はないのですが。

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全ての物語はⅡである、と僕は思います。

例えば、仮面ライダークウガ。
あの物語の発端は古代におけるグロンギとリントの民族抗争です。

宇宙から飛来した霊石を手に入れ、強大な力を持った狩猟民族グロンギ。
それに対抗するため、自らも霊石を手に入れ、農耕民族リントを守る戦士となったクウガ。
クウガとグロンギは激戦を続け、遂には、グロンギの王ダグバを封印することに成功する。
そしてクウガは、いつか復活するであろうグロンギに備え、自らも眠りについた――。

それが、第一話の冒頭の一分ちょっと。

時系列で考えれば、この古代のエピソードこそがⅠ。
五代雄介が主人公を担う仮面ライダークウガというのは、古代のクウガの「次の」物語。
ならば。仮面ライダークウガはクウガⅡと冠するのが正しいのではないでしょうか。

別にクウガに限ったわけじゃないのですが、多くの物語は、その物語が始まる以前に、何らかの物語がバックボーンに用意されているものです。
「古の勇者が封印した魔王が復活した」パターンなど、その筆頭。
古の勇者が魔王を封印するエピソードこそがⅠ。
断じて、「現代の勇者が、これから魔王を再び封印しに行く」物語がⅠであるはずがない。

発端をⅠとするならば、物語そのものはⅡになるはずだ。

えー。何が言いたいかというと。
僕にとって、エインセルサーガはⅠだということ。
つまり、物語を始めるために用意されたバックボーンのエピソード。

それを踏まえて、「本編」というのはどっちに当てはまる言葉なのでしょう。
これから始まる物語なのか? それとも、もうすでに終わってしまった物語なのか?


 

あ。うん。ダメだわ。小説書けない。
書こう書こうと思っても、筆が進まない。頭が働かない。

考えれば考えるほど、人間の思考って奴が分からなくなる。
どう行動すれば人間らしいのか。
どう会話すれば人間らしいのか。
どう物事を考えれば人間らしいのか。

ぜんっぜん分からない。

想像力がない。経験が足りない。読んでいる本の量も少ない。
全ては僕の不勉強のせい。それは分かっている。でも、全然分からないんだ。

とあるブログで、

「小説とは、登場人物がある出来事に直面したとき、どんな心理・心情の変化が起き、どう行動するかを描いたもの」

と書いてありました。

ええ、まったくその通り。
人間を書くことができない僕に、小説なんか書けない。

……いかん。袋小路だ。
設定も穴だらけ。人物描写もできない。正直、物を書くのが嫌いになりつつある。
それでいて、筆を折ることができない。

あー、くそ。悔しい。自分の非力さに腹が立つ。

ふははははは。二日酔いだ。
おのれ。職場の飲み会で、しかも奢りだったから羽目を外しすぎた。
せっかくご馳走になったのに、途中で吐いちゃったし。うーむ。修行が足りません。

ということで、その翌日たる今日。
せっかくの休みだというのに頭痛と吐き気でダウン。
気がついたら日が沈んでいるという、なんともいえない疎外感。何もできてねぇ。

仮面ライダーアギトの話をしましょう。

平成ライダー二作目。
アギトと呼ばれる人類の進化種と、それをなかったことにしたい創造主が現世に送り出した使徒との戦いを描いた物語です。

で、白武は中盤に登場する水のエルという使徒が大好きでして。
鯨がモチーフの怪人で、創造主に仕える最強の三柱の一柱ということでか、神官、あるいは高僧のようなデザインをしたカッコいい奴です。

デザイナーの草彅琢仁も「人類の監視役として君臨する、高位の存在。そんなエルロードには、クジラは待ったく相応しいモデルです」と語っております。

僕もそれには完全同意。「海という不可侵の世界にあって、人類を見守っている聖なる神獣。クジラはそんなイメージを持った尊い生き物」なのです。

水のエルの第二形態のバトルアックスの格好良さといったらもう!

まあ、物語的には翔一君を進化させるための噛ませ犬でしたけれど。

白武の世界〈オーベルテール〉には、生態系を守る三つの力があります。
その一つが鯨の姿をしているのは、草彅琢仁のセンスに惚れたからかも知れません。

ファンタジーには欠かせないクリーチャーといえば?
エルフ。ドワーフ。ゴブリン。ペガサス。ユニコーン……色々ありますね。

ですが、やはり一番はドラゴンででしょう。

北欧神話には財宝譚の原型となったファブニル。世界を取り巻くヨルムンガンド。世界樹の根を齧るニドヘグ。
ギリシャ神話には黄金の林檎を守るラドン。多頭の竜の代名詞たるヒュドラ。タイフーンの語源となったテュポーン。
日本では八岐大蛇が有名ですね。
他にもアステカのケツァルコアトル(マヤではククルカン)。アイヌのラプシヌプルクル。インドのナーガ。エジプトのメルトセゲル。聖書ではルシファーが黙示録で竜になったりもしましたか。

このように、世界各国に神話は必ずと言っていいほど「爬虫類の神格」が登場します。
不思議に思ったことはありませんか?

それは、遥か昔。白亜紀やらジュラ紀と呼ばれた時代。
「大陸の覇者たる恐竜に怯えて暮らしていた哺乳類の記憶が遺伝子に刻まれ、それが末裔たる人類にも受け継がれたために爬虫類に対して特別な感情を持つようになり、神話に反映されたのではないか」
……と、どこかの記事で読んだ気がします。

遺伝記憶に関しては様々な学説が飛び交っていますが、僕はそれなりに信じています。
というのも、動物には本能があるからです。

動物は生きていく上で知識を必要としません。
エサの獲り方も、繁殖の方法も、敵から逃げる術も、すべて本能に刻まれています。
昆虫を見れば一目瞭然でしょう。彼らは生まれた瞬間から、誰にも教わることなく、どの葉っぱを食べればいいのか熟知しているのですから。

人間もかつては動物でした。
その時の記憶が爬虫類に畏怖や恐怖の念を抱かせている。
そう言われて、僕は不思議と疑いませんでした。むしろ納得する勢いです。

白武の世界〈オーベルテール〉には、生態系を守る三つの力が存在します。
そのうちの一つが竜の姿をしているのは、そんな爬虫類に思いを馳せたからかも知れません。



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創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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