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日記、ところにより妄想。
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「淀んだ街の風が教えてくれている……かつてない恐怖が俺の背後に迫ろうとしていることを」

「ミュージアムのキングが、らしくなくってよ。地球が我が家に婿に来る。そうお考えになって」

「意気地がなぁーいんだ。せっかくセキュリティを外して、本を読めるようにしてあげたのに」

「この地球で絶滅した生物は数知れない。人類もこのままいけばその例外ではない。だが、人類が未来永劫、地球に生き残る種となる夢がとうとう実現する。――地球と一つになるのだ」

「今まで君は、私がミュージアムの頭目と知ってもなお、その核心に触れようとはしなかった。そうだろう。わかるかね、その理由が。君の身体は私への恐怖で、無意識の内に我が屋敷への接触を拒んでいたのだ。初めて私の姿を見た時から、君はすでに負けていたのだよ。私の恐怖……〈テラー〉にね」

「来人、お前とイーヴィルテイルが揃えば、私の望むガイアインパクトが実現する!」

「彼は終わっているよ、来人。二度と私に立ち向かうことはない」

「翔太朗……僕はもう死んでいる……」

明かされるフィリップの過去。そして、ミュージアムの最終計画。

あらゆる生命に宿っている恐怖という名の原感情。
それを支配する帝王と、翔太朗とフィリップは遂に真正面から対峙する。

黒幕の在り処を知ってもそこに関わろうとするエピソードがなかったのは、番組が終わってしまうからというご都合主義ではなく、ちゃんとした理由があったのですね。

〈テラー〉は強い。それこそ次元違いの強さ。
存在を認知しただけで恐怖で精神を汚染されてしまうなど、まるで旧支配者さながら。
これならシュラウドも、フィリップと照井で組ませようとするはずです。

あらゆる謎が紐解かれる中、究極の絶望を前に翔太朗は立ち上がれるのか。

待て、次週。

それにしても、スリッパ万能すぎ。
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