頑張れ、炭治郎頑張れ！

最近買った本。

江尻立真著：「World 4U＿」第1巻。

吾峠呼世晴著：「鬼滅の刃」1～4巻。

４Ｕは白武のバイブルの一つであるＰ２！の作者、江尻先生の作品ですね。都市伝説をテーマにした短編連作で、2014年ごろにジャンプ＋で連載し、ちょこちょこ読んでいましたが、すっかり存在を忘れていました。

「そろそろ鬼滅を買わなきゃなー」と思って本屋に行ったら、棚に並んでいるのを見かけたので購入。

あの本屋のラインナップって少し不思議。小さい本屋さんなので在庫の入れ替わりが激しく、普段なら人気作の新刊くらいしか並んでいないのですが、二年前の単行本がよく残っていたものだ。でも、重版されたのかと思いきや初版本だし……うーん。なんでいままで気づかなかったんだろう。ちょっとホラー。

そんでもって、鬼滅の刃は現在のジャンプで白武が火ノ丸相撲、ワールドトリガー（休載していますが）、僕たちは勉強ができないと並んで特に期待している作品の一つです。

なんといってもジャンプ作品として異質。面白いとか、絵が綺麗とか、そんなんじゃなくて……なんというか、味がある。台詞回しが個性的で、妙な笑いが出てしまうんですよね。長男理論大好き。

今週号を見ても思いますが、炭治郎は良い男ですね。真面目で、優しくて、ひたむきで、頑張ることしか知らない古き良き主人公像だと思います。まあ、やや出自に特殊なものがありそうですが、それもまた主人公には必要なものです。それを抜きにしても、炭治郎の人柄は読んでいてとても気持ちがいいものです。

単行本を買おう思ったものの、どこも品薄で手に入れられなかったんですよね。重版されてよかった。

読書は現実を忘れることができていいですよねぇ。己という枠を取っ払って、登場人物の一人として一緒に冒険することができる……。

「小説が書かれ読まれるのは、人生がただ一度であることへの抗議から」とは誰の言葉であったか。まさにそう。格言ですね。

さ、頑張って小説書こう……。