書くの諦めてないよ？

最近読んだ本……というわけではないが、江戸時代の「猫の妙術」という講談を簡潔に訳したものを読んだ。

剣術の精神修養について書かれたものだが、非常にわかりやすく面白かった。無念無想という言葉があるけれど、なるほど、実に面白い。

戦国時代以前の剣術はもっぱら戦うための技術であり、それに剣禅一致の思想を持ち込んだのは天下泰平の世になってからの江戸柳生の新陰流ですが、やっぱり行きつく先は同じなんですかね。

少しだけ、行き詰っていた少女剣聖伝の締め方に一縷の光が差したような気がします。

うーん、こういう物語を書いてみたいなぁ……と思っているうちは、まだまだ物書きですかね。