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日記、ところにより妄想。
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先日、熊本は山鹿市、平山温泉へ一泊旅行に行ってきました。

え? ははは、プライベートなわけないじゃないですか。仕事ですよ、仕事。

とはいえ、せっかく旅行に行くんですから、それはそれで吸収できるものは吸収しないと。

山鹿市には温泉が多いという。日本には古くより温泉信仰があり、その源泉が発見された経緯について、何かと特別な来歴を用意したがるが、その中で獣が湯あみをしているのを人々が目撃したというケースのものが多々存在する。あれだ、猿が温泉であったまっているイメージ。そして、山鹿の場合は文字通り鹿らしい。もっとも、今回やってきたのは平山温泉ですが。

平山温泉は硫黄泉。リウマチや神経痛、皮膚病に効果があり、古くは湯治場として栄えたそうな。

あー、確かに皮膚病には効くだろうなぁ。だって匂いがまんま610ハップだもの。幼少期にアトピー気味だった白武は、よく610ハップを浴びたものです。……え、610ハップ知らん?

湯船に湯の花(温泉の不溶性成分が沈殿したもの。正直、前の客の垢かと思った。いや、これを湯の花と呼称するとは、日本人の感性は素晴らしいね)が浮かぶ、ちょっとぬるっとする温泉で足を伸ばしてまったりしつつ、「ああ……少女剣聖伝で湯治のエピソードを導入しよう。そうしたら堂々と裸体画描写できる……」などと思案する白武。

上司の話では、熊本には炭酸泉というのもあるそうで、天然の炭酸水が湧き出ているのだとか。炭酸泉とか、ファンタジーだと腐った水とか言われそうですね。

あまりにも気持ちよかったので、調子に乗って三回くらい入ってしまいました。

温泉を楽しんだ翌日。やってきたのは蒲生の不動岩。

いやもう道路が狭いのなんの。トヨタ・ハイエースでは幅がギリギリ。よく脱輪しなかったものです。もっとも、僕が運転したわけではないのですが。

とはいえ、さすがは君が代の「さざれ石の巌」の部分のモチーフとなったとされる奇岩。

日本列島が生まれる以前。何億年前の斑れい岩が長い時間をかけて削られて礫になり、それが水圧によって岩盤になったりした挙句、山の頂上にどーんと姿を現したのはいかな大自然の気まぐれでしょうか。実に神秘的。

そんなものを見た日には「うぇーい!」と利用者そっちのけでクライミング。山を見ると血が騒ぎますね。頂上から一望できる菊池平野は絶景。高所で見る平野はまるでキャンパスのようですね。不動岩からなだらかに続く、柑橘を植えている段々畑も平地出身の白武には実に物珍しい。

どこかで読んだが、果樹園は山地に多いと聞く。傾斜になっている分、平地よりも水はけがいいからだそうな。つまり、サーガ的には霊峰の麓にあるレスニア王国は果物も生産物として設定していないとおかしいわけだ。

あ、そうそう。頂上に到着するまでに通った森の中は、ものすごい数のドングリが転がっていてびっくりしました。森の中を舞台にするシーンがあったら、こういう描写を入れるとぐっとリアリティが増すかもしれませんね。

うーん。なかなか実りの多い旅立った。仕事じゃなきゃもっと楽しめたんだろうなぁ。

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コメント
熊本はみかんの一大産地です
平山温泉とな。
熊本県内トップクラスの効能を誇ると言われる温泉ではないですか。
仕事とはいえ、うらやましい。。
炭酸泉……おそらく辰頭温泉ですね。そこもおすすめ。すごい勢いで皮膚の表面が溶けます。マジで。炭酸強すぎて保健所から注意が来たらしく、今はあえて炭酸を抜いているそうな……残念。
【2017/03/17 01:23】 NAME[上村] WEBLINK[] EDIT[]


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