絶望のクリスマス

書類仕事が溜まっている。主に郵便局と役場関連。

白武は平日が休みなので、休日を返上して片付けようと思い、「昼間は利用者もいないし、PCもFAXもあるから仕事場ですっかー」と職場へ足を運んでみたら、利用者全員滞在。なぜ！？

……とビックリしていたら、なんと天皇誕生日で祝日だったというオチ。

曜日感覚なんて無きが如し。おかげで目論みは破綻。ろくに仕事もできず、利用者には振り回され、僕の休日は不完全燃焼で終わった。

締切も近いし、なんとかせにゃいかんな……。

あ、今日はクリスマスイヴですね。

曜日感覚を失った僕にとっては平日ですよ、平日。

つーか、イベント行事って大嫌いなんですよね。仕事でもしたくない。

盆、正月、クリスマス。自分がろくにやってもいないのに、何で人のためにしてあげられようか。

福祉ってのは受容と共感が大前提だ。休日を楽しめていない僕が、なぜ休日を楽しむ利用者に共感できようか……！（割とマジで）

福祉とは幸せという意味です。ならば、まず支援者、介護者が誰よりも幸せでなければならない。幸福な人間は誰かに分け与えてあげられるけど、不幸な人間には分け与えるだけの余裕がないんだよ。

粉骨砕身。自分の身を削って仕事をするのは日本人の美徳ですが、正直、福祉の現場ではそれは悪徳ですよ。だってリターンがないもの。

衛宮士郎の歪みを痛感するね。そして、凛の「誰かを幸せにするには自分が誰よりも幸せにならなければならない」っていう指摘も納得しちゃうね。齢29にして。

しかし、しなきゃならんのですよ、イベント。仕事ですから。