日記、ところにより妄想。
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大人になるとは何か。夢を捨てることだ。
社会人になるとは何か。希望を捨てることだ。 即ち、社会とは、無数の夢と希望の骸の積み重なりである。 ならば、最初から夢も希望も持たない方が幸せに暮らしていける。夢も希望も無価値だと。そんなものはないのだと、子供のころから洗脳すればいい。ただ社会の歯車に徹することに満足するような、そんなモノに育て上げればいいのに。 そうすれば、こんなに苦しむこともない。 なのに、どうして世の中は夢や希望を称賛するような風潮で満たされているのだろう。そんなもの、この社会にはないというのに。 もうかれこれ十年前。碧落の境界線という作品で、こういうことを書いた気がする。 実際、社会人になって、それを強く実感する。 働くとは、「傍(はた)を楽にする」という言葉から変化したのだと聞く。つまり、個人ではなく周囲の人間のために自分の時間を費やすことを言う。 ならば、それが苦痛にならないように、そう洗脳してほしかった。 個人を尊重する考えは素晴らしい。でも、社会が求めているのは個人ではなく歯車なのだ。 だってさあ、世の中こんなに辛いんだぜ。 いっそ機械になりたいとさえ思う。 でも、夢は呪いなんだよ。夢を叶えないと解けないんだよ。呪われ続けたままの奴はどうしたらいいんですか。 十年前。一人の男は碧落を超えた。 僕は、その男のようになれるだろうか。 PR |
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白武士道
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男性
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1985/12/07
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絵画、読書、小説執筆
自己紹介:
F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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