ストライクエネミーは神曲だと思う

遥かな過去。

異星に住む知性体は、地球のいつか発生するであろう人間に贈り物を残した。

その名を「六角貨幣石」。

それはわずか17cm程度の大きさでありながら半導体160億個分の処理能力を有する「人工の脳」であった。

人はその異なる知性を理解し、慈しみ、尊重し、共に生きる良き隣人となるはずだった。

だが……。

――人は、過ちを犯す。

――人は、過ちを繰り返す。



このフレーズ、ＳＦ臭が漂ってきてめっちゃ好きなんですが、なんだと思います？

そう、メダロットです。

メダロットは、山ほど類似品が登場したポケモンの流れを汲むコレクション型ＲＰＧの中にあって別格の良作です。

どっちかといえばまったりな雰囲気の作風とは裏腹に、人類が、人類と異なる知性体とどう手を取り合って生きていきていかなければならないのか、人類の未熟さ、知性の行く末を示唆する、これ子供じゃわかんねーんじゃねぇの？って隠れたメッセージが込められていて、大好きです。

こういう作品書きたいなぁ。