白武の休日

誰しもそうでしょうが、休みって貴重なんですよ。いや、マジで。

一週間のうち五日間、死に物狂いで働いて、ようやく手に入る安寧の二日間。場合によっては一日。

でも、二日でできることなんでたかが知れているんです。
白武で言えば一日目は寝ることに明け暮れ、二日目のは部屋の掃除で終わってしまう。

衣替えを始め、読み散らかした本を整理し、気がつけばもう夕暮れ。

なんてことだ……！　明日からまた仕事が始まってしまう……！

まあ、本を整理するときにいちいち読み返さなければ、もっと早く終わったんでしょうが……正直、楽しいよね。掃除のときの読書って。

今日読み返したのは、小説、漫画を含め、いまの白武を形作ったものばかり。

ザ･サード。ZOIDS。エデンズボゥイ。フルメタルパニック。デモンベイン。P2!。卓球Dash。黒子のバスケ。仮面武闘会。数々の同人詩――あれ？　漫画率高くね？

その一つひとつに胸をときめかせ、自分もかくあろうと思いを馳せた原点。

いまはまだ遠くとも、決して消えない夢の標。

そういうのを思い出させてくれるから、やっぱり本って捨てられない。

床が抜けないといいなぁ。