病床にて

仙人の仙の字って、人偏に山。つまりは山の人なわけで。
だから仙人って山奥に住んでるんだなぁとか、布団の中で考える白武は一般人から見ればやっぱり変人の部類に入るのでしょうな。

山門異界とはよく言ったもので、古来より山やら森やらは人間の住むところではありませんでした。
ほら、姥捨て山とか言うじゃない。山ってろくなものじゃなかったんだよね。

そういう場所に住む者は、鬼であったり、天狗であったり、河童であったりとアヤカシの類。時の権力者から迫害を受けた部族や、罪人、宗教人、漂着した異人なんかが転じたものとされています。西洋の妖精もこんな感じなんでしょうね。

ファンタジーを書く上で、人間以外の異種族の存在は切って離せないもの。定番だけあって、サーガにもほどよく織り交ぜて行きたいですねぇ。

ＲＰＧツクールの体験版や少女剣聖伝で触れたエリムなんかは、そういう一族なんですけどね。

設定だけは煮詰めているから、早く何らかの形を持たせてあげたいですが……。

つーかね、ホビット見に行きたいの、僕。