愚痴と弱音

白武悪
「俺、魔法使いの夜が発売されたら執筆するんだ……」

白武善
「フラグ立てんな。そもそも、まほよが出る前に一本書くって話だったろうが。まほよをプレイした後は絶対影響を受けるから、作風が変わる前に一本書くって言ったじゃないか」

白武悪
「だって青子先生が美人過ぎるんだもん……」

白武善
「確かに、こやまの描く先生は美人ですな。というか、このPCのスペックじゃできないだろ。体験版でさえぎりぎりだったのに」

白武悪
「寿命も近いし、そろそろ新調せにゃね」

白武善
「おっと。話を逸らされるところだった。書けよ。まだ四月まで一ヶ月半あるぞ」

白武悪
「書きたいものは、実はいっぱいあるんだよ。書きたくないわけでもない。ただ、仕事場に缶詰になって、時間に束縛されるようになった今、とてもモチベーションが低いんだ」

白武善
「お前のモチベーションが高かったことなんて、社会に出て一度もねーよ」

白武悪
「ですよねー」

白武善
「でも、書かないお前はただの一般人だぞ。神話体系を作りたいんだろ？　シェアードワールドを作りたいんだろ？　架空博物誌を作りたいんだろ？」

白武悪
「あとTRPGとオリジナルカードゲームとノベルゲーも付け足してくれ」

白武善
「……そんなに野望があるなら、お前にできることをやれよ」

白武悪
「とりあえず……仕事？」

白武善
「嘘でも書くって言ってくれ……」

白武の明日はどっちだ。