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日記、ところにより妄想。
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唐突なんですが、三すくみって美しいですよね。

AはBに勝ち、BはCに勝ち、CはAに勝つ。この力関係の美しさは素晴らしい。

最も有名な例がじゃんけんでしょう。

グー(石)はチョキ(はさみ)に勝ち、チョキはパー(紙)に勝ち、パーはグーに勝つ。

その他の例としては、「ヘビはカエルを食べ、カエルはナメクジを食べ、ナメクジはヘビを溶かす」というものや、「狐は庄屋を化かし、庄屋は猟師を雇い、猟師は狐を撃つ」というものも。ポケモンで言えば御三家がそうですね。火は草を燃やし、草は水を吸収し、水は火を消す。

じゃあ、武器または職種の三すくみはなんなのか。

職種で有名なのは、歩兵>騎兵>弓兵>歩兵の三すくみでしょうか。しかし、個人的に騎兵はちょっと卑怯じゃなかろうか。歩兵や弓兵に比べてコストの面で不公平だと思う。歩兵にしても弓兵にしても自分の身一つで戦っているのに、なに馬なり戦車なりに乗ってんだ、みたいな。

また、ファイヤーエンブレムでは剣>斧>槍>剣の三すくみがあり、テラバトルでは剣>弓>槍>剣の三すくみがあります。

いや、納得できんな。前者は、槍が剣に勝つのは理解できるけど、槍が斧に負けるってどういう理屈だろう。後者に関しては剣が弓に勝つ要素がまるで感じられない。

ちょっとそこで白武考えた。

戦士>盗賊>狩人>戦士の三すくみはどうだろう?

白武的に戦士は白兵戦最強である。剣あるいは槍と鎧を装備した戦士の高攻撃力、高守備力の前に小型の武器しか使えず、小細工を弄す盗賊に勝ち目はない。

盗賊は敏捷値と危険感知に長けている。素早い身のこなしで矢を掻い潜り、狩人が潜むポイントを見つけ出して、次の矢を番える前に仕留める。

狩人は身を潜め、遠距離から狙撃する。戦士は力が強く、頑強だが鈍重で、回避が心許ない。一発、二発は耐えられても、蜂の巣にされる運命からは逃げられない。

一応、成立してないかな? かな?

いや、もしかしたらどっかで似たようなこと書いてあるかもしれないけど。

あ、心技体の三すくみも考えたけど、自分的に納得できませんでした。

柔よく剛を制す的に技が力に勝つのは簡単にイメージできるけど、技が心に負けるイメージがつかないのですよ……。

強靭な精神力の前には、小手先の幻惑技など効かぬ!って解釈もありなんだけど、その強靭な精神はさらに強靭な肉体に勝てないっていうのもなぁ……。

心の強さが力の強さを凌駕するという少年マンガ的な設定に毒された白武としては、心よりも力が勝つという図式に抵抗感があるのですよ。

じゃあ、逆に、心が力に勝ったとして、力が技に勝ってしまうというのも日本人的に受け入れられないんだよなぁ。

いや、言葉としては「柔よく剛を制す、柔よく剛を断つ」ですよ。日本人は前半分しか使わないことが多いですが、スポーツや格闘の世界では、どうしても体格的に劣ってしまうから技術を磨くしかなかったのよね、この島国の変態民族は。

誰か納得させるような説明をしてくれんかね。

これをうまく今水面下でこっそりしていることに組み込みたいんだが……。


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