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日記、ところにより妄想。
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へこむ。

普通にへこむ。

めちゃくちゃへこむ。

僕の話を聞いて欲しい。そして受け入れて欲しい。否定は辛い。かと言って上から目線の容認はもっと辛い。一番辛いのは「自分でやれ」という正論。

その正論をめちゃくちゃ殺したい。正論は正しいだけだ。尊くはない。それを説くのが天使なら、少しは納得するのだろう。けど、清濁入り混じった人間に説かれることほど苦痛はない。説かれたところで、説かれた側に改心がなければ正論に意味はない。胸中に生まれるのは劣等感と自虐心。ああもう、普通に死にたい。

それさえも、勝手にすれば、と放置されるのだろう。ガキには付き合えないと。

ああ、くそ。なんて未熟。まさか、仕事のほうが楽に思える日がくるだなんて。

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根拠はない。

だが彼らは、ふと直感した。

全員が10年に1人と比喩される天才「キセキの世代」。
そのあまりに突出した才能に、一対一で対抗できるものは同じ「キセキの世代」以外いない。

彼らと同格と呼べる選手は存在しないし、
もし現れたとしても、それはずっと先……のはずだった。

彼らが聞いたのは扉の音。

その圧倒的天才達しか入れない部屋の扉が――こじあけられた音。


今週の黒子のバスケ。

火神、開花。彼のスキルは遂にキセキに比肩した。

丞成は進化した誠凛の噛ませ犬だった様子。
まあ、新キャラの登場→スキルアップのための合宿とくれば次は実戦。順当な流れですな。

とりあえず決勝リーグは木吉以外の無冠の連中も出てくるんだろうなーと予測してみる。
今週の黒子のバスケ。

「奴は見てから手を変える、後出しの権利を持っている」

木吉の真価、発揮。
彼の能力はいたってシンプル。その大きい手でボールを掴み、それによりボールを離すタイミングが、常人より遥かに自由度が高いということ。
読み合いにすらならない。文字通り、後出しの男。

木吉の活躍により、第一Qは誠凛の優位に進む。

そして、火神、いいとこないねぇ……。
Yahoo映像トピックスで「日本刀と西洋の剣、どっちが切れる?」なる動画を発見。

こういう企画大好き。速攻チェック。

比較対象は日本刀とロングソード。
実際に、切れ味を革鎧と金属鎧を相手に検証。

ほうほう。果物とか野菜なんかよりも、よほど創作の戦闘描写の役に立ちそうな予感。

やっぱり武器は防具を相手に性能試験してこそ。果物とか切ったってねぇ? 

さて、実験結果。

「ロングソードVS革鎧」

まずは胴へ横薙ぎの一撃。
鎧を断ち切ることこそできなかったものの、映像の衝撃を見るに、肋骨を折ったり、内臓に甚大なダメージを与えることはできる様子。

「日本刀VS革鎧」

袈裟懸けに一撃。
絶句するほど鮮やかに革鎧を断ち切って、内部に鋭く食い込む。疑いようのないほど、日本刀は革鎧に対して効果を発揮した。
日本刀は斬る武器、剣は打つ武器だということが実証されたわけです。

個人的には、ロングソの一撃で壊れなかった革鎧すげぇって感じなんですね。
参考書とかではナイフ程度の攻撃しか防げない、みたいな感じだったので、これは意外。
まあ、壊れなくても内臓が破壊されれば一緒ですが。

さて、続けて。

「ロングソードVS金属鎧」

先刻と同様、胴へ一薙ぎ。
ごつっという鈍い音。多少、表面が凹んだ程度。やはり切断はできない。
おお。金属鎧は想像以上に堅牢だ。映像だとそれがよく解る。

続いて突き。これもまたそこまで深くは刺さらない。刺突に対しても圧倒的な防御力を見せる。

「日本刀VS金属鎧」

ロングソと同じように、胴へ一薙ぎ。
これまた表面が凹んだ程度。やはり切断は不可。日本刀に対しても金属鎧の防御力は健在。

続いて突き。
ロングソよりも深く刺さった様子。しかし、それでも大した破損ではなかった。

さて。総括ですが、西洋剣よりも日本刀のほうが優れている、という結果のようです。

個人的には剣の切れ味よりも、むしろ鎧の頑丈さに感嘆してしまう。金属鎧すげぇ。
どこかの参考書で読んだ、金属鎧を纏った騎士はなかなか死なないものだ、という記述は、この映像を見るに真実のように思えますね。

文献を読むのも必要ですが、映像の鮮明さには適いませんね。うーん。参考になった。
無論、これが「本物なら」ですが。

そして、素朴な疑問点。

ロングソードって両手剣なの?

冒頭の武器紹介の時に、「両手で使用するように作られた武器だ」と説明がありましたが。

手持ちの参考書だと片手剣と記述されており、もともと馬上武器であることを考えれば、片手剣のほうが納得するのですが……。

片手半剣的な感じなのかな、この番組だと。というか、ロングソード自体、すごくあいまいな武器らしいし……色々情報が交錯して、わからなくなってきた。

まあ、結局は剣もツールですから。使い方なんてのは使い手次第。その時の状況に応じて、片手でも両手でも臨機応変に使い分けてきたのでしょうが……。

もっと勉強が必要か。ふむ。
「私、ショックです、冴子さん。死んでいるところですよ。私がNEVERでなかったら」

「死者蘇生兵士……!」

「翔太朗。優しさは、君の一番の魅力さ。でも、このままじゃ僕、安心して逝けないよ……なあ、約束してくれ。たとえ一人になっても、君自身の手でこの風都を守り抜くと」

「結局、一人きりの理想郷か……」

「――邪魔しに来た」

「君の友であることは、僕の誇りさ」

「止めるさ。何度でも。この左翔太朗が、街にいる限り」

「たとえお前らがどんなに強大な悪でも、風都を泣かせる奴は許さねぇ。身体一つになっても喰らいついて倒す。その心そのものが仮面ライダーなんだ。この街には、仮面ライダーがいることを忘れるな!」

「「さあ、お前の罪を数えろ!」」

「いくよ、翔太朗。最後の!」

「ああ、最後の!」

「「――変身!」」

「大丈夫。これを閉じても、僕たちは永遠の相棒だ。この地球がなくならない限り」

「僕の好きだった街をよろしく。仮面ライダー、左翔太朗」

「俺はこれからもずっと街を守る。仮面ライダーとして。見ててくれよ、なぁ……フィリップ」


次週、最終回。

これで終わりだ。


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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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