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日記、ところにより妄想。
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時々、思うのですよ。

薀蓄垂れてぇ!と。

ほんのちょーっと知恵を持った者特有の浅はかさといいますか。
蓄えた知識や暖めた持論を熱く語りたい。
作中で語れって話なんでしょうが、それが難しいのがこの病気の厄介なところ。
いくら作品を書こうとも、気力が語りたい部分まで持たないという。

創作家候補生ならわかるよね! ね!

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白武は人間の顔を覚えるのが苦手である。

よくそれで今の仕事ができるなぁ……と我ながら思う。
いや、顔を覚えるのは苦手だけど、そこはそれ。門前の小僧と一緒。毎日顔を合わせればさすがに覚える。

覚えるんだけど……「覚え続ける」ことが難しい。

白武は忘れるのだ。顔を。その人物の名前や出来事は覚えていても、顔を覚え続けることができない。
定期的に会っていればその限りではないけれど、そうでなければ交流が途絶えて数ヶ月で忘れる。

いやもう、本気で病気じゃないかってくらい、覚えられないのだ。

そもそも、白武は物覚えが悪い。要領が良くない。
一つのことを一度では覚えきれず、何度も何度も練習しないと身につかない。事実、学生時代は、どちらかといえば落ちこぼれの部類だった。

そんなわけで。
今日、電車の中で親しげに話しかけて、あまつさえ(ふざけて)殴りかかってきた君。

ごめん。僕は君のことを覚えていなかった。
あるいは、本当に君は僕の知らない人だった可能性はあるけれど。

だが、どちらにせよ、電車の中で絡むのはやめようぜ。
どう対応していいか分からなくて、めっちゃ冷たい目で睨んで、「人違いです」で逃げました。

本当に誰だったんだろうなぁ……。

知り合いだったら僕の非だけど、もしそうじゃなかったら……まあ、春だし、変な人も出没するか。
今朝方のニュースの話。
居合いの心得がある小学生低学年くらいの女の子が、その技を披露していました。

少女剣士ならぬ幼女剣士……ほう、続けて。

いやはや、まこと剣とは素晴らしい。
いくつになっても白武の心を捉えて離しませんな。

負けじと白武も模造刀を振ろうとと思います。

まあ、そんなことしてたら、さっそく筋肉痛になったのですが。

新年度から、毎日ブログを更新しようと思っていましたが、さっそくサボりました。

わざとじゃないよ!
仕事と動画で忙しかったんだよ!←なん…だと…

最近はMTGのフレーバーテキスト系の動画をぼんやりと眺めています。
ほら、めぼしい有頂天系が更新してないからさー。

しかしながら、MTGの翻訳はマジで神がかっています。勉強になるなぁ。

TCGは戦って楽しむものでもありますが、蒐集も大きな魅力。
いつか作りたいものです。
むかし、むかし。

無限に広がる宇宙の片隅に、オーベルテールという若くて美しい惑星が生まれました。

生命を育む理想の土壌を探して、宇宙の暗黒を彷徨っていたLife Creatorは、その清らかな姿に感動します。

「この宇宙に、これほど無垢な世界がまだ残っていようとは!」

Life Creatorはオーベルテールに種を蒔きました。

その種から、多種多様な命が芽生え、あっという間に惑星全土へと広がっていきます。

「この惑星は、やがて私たちに等しい知性体を生み出す。今度こそ、実験は成功するだろう。だが、それはずっと先のことだ。その時が来るまで、まだ未熟なこの世界を、お前たちが守ってやっておくれ」

従者である竜と、狼と、鯨にそう言い残すと、Life Creatorは地上から姿を消しました。

それから、長い時が流れます。

Life Creatorの思惑通り、オーベルテールの生命は順調に進化の階梯を登り続けていきました。

しかし、それを邪魔する者が現れたのです。

Star Seed。

死に逝く母星から飛び立ち、更なる進化のための新しい住処を探していた『それ』は、オーベルテールに降り立つと、禍々しい神殿を建造し、侵略を開始しました。

竜と、狼と、鯨は主の命に従い、力を合わせてStar Seedに立ち向かいます。

けれど、まったく歯が立ちませんでした。

当然です。母星の寿命が尽きるまで進化を続けたStar Seedの強さは、一つの惑星そのものに匹敵します。
いくら強くとも、あくまで単一の生命体である竜や、狼や、鯨とは強さの次元が違うのです。

戦うことに特化した竜や、狼や、鯨でさえこの有様なのに、生まれてまだ間もないオーベルテールの生命たちでは、抗えるはずもありません。

このままでは、この星ははStar Seedに乗っ取られてしまいます。

この星で生きる、全ての生命が涙しました。

誰か助けてくださいと、祈らずにはいられませんでした。

その時です。

荒れ果てた大地を踏みしめて、一人の少女が力強く立ち上がったのです。

Star Seedは戦慄します。

竜や、狼や、鯨に比べれば人間はちっぽけで弱いはずなのに。

少女の海色の髪や、空色の瞳を見ているだけで、死の恐怖に囚われてしまいます。

この時、まだ『それ』は気づいていませんでした。

その少女こそが、時代を超えて戦い続ける自分の天敵であることに。

これは神話です。

人類が忘れてしまった、人類が忘れていることさえ忘れてしまった、遥かな古から連綿と紡がれていく――

名前のない、神話。




物語そのものがノンフィクションを除いて虚構=嘘だよねと、ちょっと捻った嘘をついてみる。



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男性
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1985/12/07
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絵画、読書、小説執筆
自己紹介:
F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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