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日記、ところにより妄想。
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ここしばらく音沙汰なくてすみません。

というのも、ここ最近、押入れで埃かぶっていた魔法使いの夜をプレイしていたから、なかなかブログ書く暇がなかったんですよ。

やろうやろうと思って放置すること約二年。更級の叱咤もあり、とうとうインストールすることに。

――OPで泣いた。

主人公である青子が雨の中をただ歩くだけのシーン。ただ、それだけのことで不覚にも涙が出た。

一言で言うなら、美しい。

綺麗な背景と音楽に胸が震えた。こんな作品が作れるのか、と。ただただ圧巻された。

まほよは歴史を積み、洗練を重ねた芸術品のような印象だ。

すべてをプレイし終わって。ため息が出た。

Fateは娯楽作品としての側面が強かった。例えるなら長期連載の漫画。それに対して、まほよは一冊のよくできた小説のような感じだった。

漫画には漫画の良さがあって、小説には小説の良さがある。まほよは、奈須にとっての初めてのオリジナル小説だと聞く。PCゲームとしてリファインしたとしても、その空気を残したかったのだろう…と思う。

しかし、がくがく動物らんどだとか、大帝都だとか、メシアンだとか、月姫を彷彿とさせる単語が出てきたのはうれしかったな。それに、草十郎くんの過去。Fateの葛木宗一郎の類似点…というか、葛木が原作小説版草十郎のリファインらしい。今回はそれのさらに逆輸入。魔女が気になるのも道理か。奈須のクロスオーバーの仕方は本当にすごいと思う。

個人的な可愛かったで賞は久万梨金鹿。残念ながら、非常に残念ながら、彼女は本編に絡まないうえに草十郎と引っ付くことはないのであった。

これが全年齢版じゃなければ完璧だったんだけどねぇ……。

ともあれ、第二部、第三部を楽しみにしていよう。
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夢を見た。

薄暗い洞窟の奥。地面の亀裂から無数の触手が蠢く夢を。それに誘われる僕自身を。

3/14の深夜。

伊予灘で震度5の地震が発生し、白武が生息する福岡県にも震度3あまりの揺れが襲いました。

ちょうど床で寝転がっていた白武は背中を突き上げられるかのような振動で目を覚まし、携帯電話から流れる緊急地震速報の音にびっくりし、プリンターの上に飾ってあるグッドスマイルカンパニーのセイバーリリィのフィギュアが倒れてないか慌てて確認しましたが……結果的に、白武の周辺では別段の被害はなく、余震もなかったので再度眠りにつきました。

しかし、思い返せば。

あの夢は、予知ではなかったのか。

あるいは、地底に幽閉された人知の及ばぬ異形の神々からのメッセージだったのではないか。

まあ、ぶっちゃけ偶然だとは思いますが!

ただ、白武は割と名状しがたき夢を見ます。二年前に高熱を出した時は、銀色の球形状の物体が分裂と増殖を繰り返して、また一つに戻って沸騰するような夢を見ましたし。

夢は脳内の情報整理の産物ですから、邪神大好きな白武がそれっぽい夢を見るのは、まあ、ある意味当然なんですが。

それでも、それをただの妄想の産物だと笑えなかったですね。あの夜は。

木村拓哉主演、宮本武蔵。

ごめん。正直に言う。ちょっと期待外れだった。純然たる剣豪ものとして見ちゃいかんかったかな。

ただ、沢庵和尚の可能性についての話は面白かった。

以下、意訳。

「人間がどれだけの可能性を秘めた種なのか、それは誰にもわからない。しかし、天才同士が戦いは、自分の限界を超えて、さらなる高みへと到達しようとする。それが最終的に、人間という種の全体の可能性を広げてくれる」

とのこと。

だから、宮本武蔵と佐々木小次郎、稀代の天才同士が戦うのは、人間という種をより高みへと導くための、なんつーかこう、人類の無意識下における総意だったのだ、的な? 一言で言うと運命?

すげぇオカルトっぽく聞こえるけど、僕にはそう受け取れた。

こういう切り口のチャンバラもありかもね。

というか、ユースケ・サンタマリアの小物感が際立ちすぎて肝心の武蔵に集中できなかった不具合。

恋愛要素もいらんかったような……。

やっぱりあれかね。一般の方々のニーズに合わせると、こうも変わっちゃうものなんですかね。いろいろ惜しい作品でした。

今日は待ちに待った宮本武蔵。

仕事も早めに切り上げて(切り上げただけで終わってないのがミソ)TVの前でわくわくしながら待機。

というのも、白武は映像化した宮本武蔵を見るのは初めて。題材的には過去にいくつも映像化されているものの、リアルタイムで触れ合うのはこれが最初なのです。

剣術家で一押しは卜伝ですが、おそらく日本で一番有名な剣豪。物書きとして、視覚的な二天一流にも興味はある。要チェック。

しかしまあ、あれだね。卜伝読んだ時も思ったけど、剣豪ってやつは本当に少年マンガみたいな人生を歩んでるんだね。

うーん、少女剣聖伝執筆への意欲がアゲアゲですよ。

最近買った本。

清水栄一、下口智裕著「ULTRAMAN」第四巻。

「ウルトラマンスーツver7.0――通称セブンだ」

二人目のウルトラマン登場。セブンは進次郎君の正統派なスーツよりも鋭角的で攻撃的な、ダークヒーロー的カッコよさ溢れるデザインです。

そして、進次郎君、空を飛ぶ。

次巻は秋だとか。まだまだ先だな。

全然関係ないんですが、先日、鴨肉の燻製を食べました。ハムかチャーシューを思わせる食感で、かすかに脂の甘みがあります。これはうまいと思いました。ビバ幻想飯。

次は鹿とか食いたいな。




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1985/12/07
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創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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