駆逐系男子

魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」
勇者「いいえ」

勇者の呪いを受けて誕生した者は「はい」か「いいえ」でしかしゃべることができない。

そして、勇者として生を受けたが故に、世界を脅かさんとする魔王を倒す旅に出なければならない。

これは、そんな勇者一行が世界を救う「魂」の物語。

という感じの内容のＳＳを読んだのですが、これが思いのほか面白くて、熱中して読んでしまいました。

そりゃあもう、仕事という名の待機時間が消し飛ぶくらい。

「はい」と「いいえ」しか話せなくなる呪いの正体とかね。もうね。よかった。

たまにこういうのに出会えるから、ネットの世界は面白いものです。

小説かと聞かれるとノーでしょうが、読みやすい、わかりやすい、イメージしやすいネットＳＳ系は、それはそれで独特の魅力があるものです。

さくさく読めるしね。隙間時間にぴったりというか。いや、読みやすいって大事。これを読んだ後に自分の少女剣聖伝を見直したらなにこれ感パネェ。

ちなみに、コバエはだいぶ減りました。

見敵必殺。薔薇の香りがする殺虫スプレーとコバエ取リボンで地道に駆除しております。

もうね、床の上に死屍累々ですよ。割とマジで。