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日記、ところにより妄想。
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最近買った本。

真木孝一郎著:「マジック・ザ・ギャザリング基本セット2013公式ハンドブック」。

時たま、思い出したようにMTGに触れたくなります。
これは最新の基本セットM13の公式ハンドブック。カードの内容を”老師”が分かりやすく解説してくれます。

いや、本気でMTGは偉大だと思うのですよ。
もし、触れてない創作家がいるなら是非触れてください。マジにならなくていいから、ほんのさわりだけでも。きっと良い影響を受けます。

触れたら様々な収穫があるでしょうが、一番は発想力だと思います。
日本人は農耕民族なんですよ。新しいものを忌避し、伝統を重んずる。それはそれで尊いのですが、オリジナリティという言葉からはどうしても遠のいてしまう。

日本人は「改良」することにかけては世界最強です。
しかし、「原型」を創ることだけはどうしてもできない。

だから、というわけではないのですが、外国産のゲームに触れるのは、とっても刺激的なことだと思うのですね。
思っていても、なかなか実行できないのが人間ですが。

今回、ハンドブックを買ったのはM13をはじめるためではなく、実はイラストとフレーバーテキストを見るためなのです。

個人的な観点ですが、MTGのイラストはアイディアの宝庫です。
絵柄を見ているだけで、これを小説に組み込もう、あれをこう解釈しよう、と妄想力が高まります。

例えば、とあるプレインズウォーカーの前に立ちはだかる「ニコル・ボーラス」。

例えば、今にも溶岩から飛び出してきそうな「ヘリオンのるつぼ」。

例えば、竜を糸で絡め取る「絹鎖の蜘蛛」。

個人的にピキーンってきたのが、上記の絹鎖の蜘蛛。

イラストを見てキルヒェを思い出した。
もう覚えてないだろうなあ。その昔、双頭竜っていう短編に登場した蜘蛛なんですがね。あのイメージにぴったりで。

いやー、イラストを見てるとクリーチャーモノを書きたくなるなぁ。

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創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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