日記、ところにより妄想。
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ただいま職場で上司と仲違い中。
白武は割と誰とでもそれなりに付き合えると思っていたのですが、認識が甘かった模様。 僕の後任で主任となった職員は福祉歴10年のベテラン。僕も6年目ですが、経験値でいえば圧倒的にその方のほうが上。僕の力量では太刀打ちはできません。福祉に対する造詣が深く、ひととなりも柔らかで、まさに後任にふさわしい人材です。 ……と思っていた時期が僕にもありました。 優れた人物であるがゆえに、やはり部下に対する指導は厳しい。いや、指導が厳しいのはいいのですよ。良薬口に苦し。ある程度は仕方ないで受け止められる。 ただ、仕方ないで流せないことが一つ。部下の酷評はいかん。 その部下は、うちに入社して二年目。福祉の専門教育を受けず、脱サラしてうちに就職しました。 福祉という仕事は非常に繊細で、僕の主観でいえば、適性が全てだと思います。能力やスキルは後からついてくる。しかし、社会的弱者を受け入れるという、安直な言葉でいえば「優しさ」は後天的には身につけられない。 要するに善人でなければ、こういう仕事は勤まらないと思います。 その部下は一般職出身であるせいか、福祉的な視野は持ち合わせていませんが、それでも善人には違いありません。 今は未熟でも、いつかは……と思って接していました。 が、現主任はそうではなかった。 「うちには必要ない」「関わるだけ無駄」「(その部下がいる)部署は行きたくない」 そう冷たく評価する現主任に、僕が敵対心を抱いたのは無理からぬこと。 もちろん、その部下の力量は僕から見ても未熟です。ですが、未熟だからと切り捨てることはできない。 自分の力量を中心に考えてはいけないと思う。できること、できないこと、得意なこと、苦手なことは、人それぞれ違う。 現主任の言う「当たり前」が、そうでない人間だっているのだ。 熱意という意味では、うちの部署きっての熱い男だと思います。これまでうちの人材にいなかった、周囲を引っ張るやる気に満ちた男。渇望していたリーダー気質です。 ですが、それゆえに、それについてくることができない人間に対して、恐ろしく冷たい。 それが社会の厳しさなのだ、と言われればそれまでですが。 何が言いたいかというと、その部下のいいところも見てやろうよ。未熟な点はわかる。非が全くないわけじゃないことも認めよう。レベルが低い相手に合わせれば自分のレベルが下がるという言い分も理解できる。 でも、批判だけじゃ敵を作るだけじゃないか。 その人の長所に目を向けてあげようよ。それが上司の役割だろう。部下が上司を批判するのはまだしも、上に立つ人間が下を貶してはいかんよ。 僕がその部下をかばうもんだから、そりゃあ、僕に対しても風当たりは悪くなるわな。 まあ、別にいいんだけどさ。上司と反目するのは僕の常。 切り捨てられるなら、それも一興。いつだってニートになる覚悟はできているぜ。 だがね。こういう扱いにくい部下をうまく使うのが、上司の器だと思うがね。 PR |
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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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