どうでもいいことですが

すごくどうでもいいことなんですが、香川県の桃太郎は女の子らしい。

あまりに可愛いため鬼に狙われないように桃太郎と名付けられたようだ。桃太郎伝説の起源は諸説あるとはいえ、なにこのラノベ臭。はやり日本人とは昔から性転換系の話が好きだったのね。

さて、この桃太郎に欠かせないのがきびだんご。

きびだんごの「きび」は黍、つまり穀物の一種で、それを粉にして作られた団子です（岡山県の吉備という説もありますが）。

……なんですが。僕は幼少時代、すさまじい勘違いをしていました。

福岡の方言に、きびる、というものがあります。

これは「紐や縄で縛る、結ぶ」という意味合いで用いられるのですが、僕はきびだんごを「きびった団子」→何かで縛った団子→ちまきのようなものという認識でした。

時代劇とかで笹とかで食べ物包んでるじゃん。あのイメージ。

その割に、絵本などで描かれる普通の団子状のきびだんごには違和感を感じなかったんですよね。単に笹を剥いてあるのかと。でも、ちまきは丸くないし。謎だ、小さい頃の思考回路。

まあ、ちまきも餅の一種なので大きく外れてはいませんが。いや、団子と餅は違うけれども。

小さい頃、そういう勘違いってけっこうありますよね。例えば、日本が世界の中心だと思っていたり（天気予報で日本図しか表示されないし）、大分県あたりをアメリカと思っていたり（だって天気予報じゃ……）、日本語が世界中心の言語で、英語はマイノリティだと思っていたり……。

子供の想像力って本当に荒唐無稽である。