はやく部屋に戻りたい

部屋の中から完全にコバエを駆逐したい。

今度の休みを使って徹底抗戦するぞ。いや、共存という手もあるけれど、動画見ているときにモニターを横切られたんじゃ集中できない。

とりあえず、あの匂いで誘引するタイプのやつはもう買わん。リボンが一番いい。

あとは、めんつゆトラップを試してみよう。めんつゆを希釈して洗剤垂らしたやつ。めんつゆのアルコール成分でコバエを引き寄せ、洗剤の表面張力で確保するの。

もともと、どういうわけか洗剤で泡立った食器（うちの水道の蛇口、なぜかバブルっぽい出方をするから、洗剤をたらして水をかけると勝手に泡立つ）にコバエの死骸が浮いていることもあるので、洗剤自体にも引き寄せる何かがあるのかもしれない。

ただ、めんつゆトラップってゴキブリも引き寄せるらしいのよね。ゴキブリが来るとムカデも来るし……いやあ、やっぱり清掃って大事だわ。

身から出た錆とはいえ、これ以上、虫けらの狼藉を許すわけにはいかん。

仕事場で合間を縫ってブログをかいている間にも増殖しているかと思うと……おお、テリブル。

気が付いたら一万円がない

いったい何に使ったのか。謎だ。コバエグッズはいろいろ買ったけど。

臭いで引き寄せ、殺虫するタイプのコバエ取りを買ってみたものの、効果は芳しくない。

一応、臭いにつられてケースに入るんだよ。でも、そのまま出てくるの。観察していて、ものすごくイライラする。入った瞬間消し炭になるくらいの防虫アイテム作ってくれないだろうか。

わかってたことだけど、ハエトリ粘着リボンのほうが原始的だけどよく取れる。やはりシンプル・イズ・ベストということか。

この二日でかなり駆逐した。あと数匹だと思うけど、その数匹が増殖するんだよなぁ。

ちなみに将来、人類が食糧危機に陥った時、ハエというのは食糧として期待されるのだそうな。

理由は三つ。

一つ。昆虫に代表される変温動物はエネルギー効率が高いので、養殖するためのエサが少なくて済む。

二つ。そのエサが人間の食物と重ならない。人間が食べられないものをエサにできる。

三つ。昆虫ならではの繁殖力。一匹から大量に生産できる。味は蜂の子と変わらないのだそうな。

昆虫食というのは幾分前から見直されてはいるものの、是非とも賢い人類にはハエを食わなくてよい対抗策を編み出して欲しい。ほら、白武ってば一応文明人ですし。

あー、文明人らしく休みは文化的に過ごしたいわー。

夏の風物詩

コバエがわいた。

部屋に帰ってみれば、コバエが群れを作っていた。

あー、もうそんな季節か。

冬はよかったな。一週間くらい食器を台所に溜めていても何も起きなかったのに。

しかし、コバエってやつは駆逐するのに手間がかかる。ハエ取リボンをとりあえず吊るしてみたものの、こいつだけじゃなぁ。

発生したものはしょうがない。食べ物類をいったん全部破棄して、こいつらが食えるものをなくそう。そのうち餓死する。

というわけで、今日は外食するか。

切ない

おもちゃ屋に行ったらＭＴＧのポータル三国志の在庫がかっつりあって、すべて買い占めた。

ポータル三国志は白武が事実上、最初に手を出したセットである。

当時、ＭＴＧをやっていたデュエルマスターズで初心者おすすめのセットとして解説されていたからだ。

ポータルシリーズなので当然カードパワーは弱い（使えるカードも数枚あるにはあるが）が、白武はこれで基礎を学び、これから手を出すであろうカードたちに思いをはせたものだ。

そんな思い出のシリーズ。お金だけ異様に余っている白武が買い占めないわけがない。

まずは色別でデッキを組もう。やっぱり最初に作るのは白だ。これだけあれば、大体の種類が揃っているだろう。関羽が、趙雲が僕を待っている。

うはうはで家に帰った。

――という、夢だった。

なんとも切ない夢でした。そして、割と出勤ぎりぎりの時刻。

ま、現実なんてそんなものですよね。

あー、仕事いこう。

ちょっと休憩

「時が流れる」とよく表現しますが、時間は液体なのか、とふと思いました。

いや、もちろん修辞的な喩えだということはわかりますよ。

ただ、時間は流れるというよりは落ちるといったほうが適確ではなかろうか。

砂時計があるじゃないですか。上から下に砂が落ちるわけじゃないですか。上の砂が未来で、それが落ちると過去として堆積していくじゃないですか。

時間の流れを水や川に喩えたとして、山から下った水が、海に流れて積もる……のはいいんですが、水だと循環するじゃないですか。でも、時間は循環しないじゃないですか。

落ちる方がよくね？

あー、もしかしたら循環するのかも。タキオンという仮定粒子もあることですし。

それに、僕の大好きなビッグクランチに当てはめたら、どうか。

（ビッグクランチ。宇宙終焉の予測の一形態。宇宙の膨張がある一定のラインで止まり、そこから収縮に転じ、無次元の特異点となるというもの。そこから、もう一回ビックバンが起きるという振動宇宙。現在は否定されつつあるが、白武は大好きだ）

そう考えれば時間が循環するわけで、やっぱり「時が流れる」なのかなぁ。いや、でも、「砂時計をひっくり返す」とも受け取れる。うーん。

宇宙をやり直すシーンで、「かくして彼／彼女は砂時計をひっくり返した」とか表現したらかっこよくないでしょうか。そんなシチュエーションの作品を書くかどうかわからないけど。

ここまで書いて冷静になる。こんな駄文を書いている場合じゃない。仕事しなきゃ。