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日記、ところにより妄想。
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レイヤー【用語】
 Layer。
 人体を覆うエネルギーの層。理力場とも呼ばれる。
 自己とその他を隔てる境界線であり、何者にも犯されぬ不可侵の壁。
 発現条件は「我思うゆえに我あり」。
 自意識の欠如した存在に宿ることはなく、逆に自我、あるいはそれに近い自己認識を備えているのならば人間以外にも発現は可能。

 基本的に不可視だが、あまりにも生命の質が強大だと淡く発光するという。
 
 上記の説明を読むと防御壁的な機能を想起させるが、残念ながらそんな機能はない。
 重要なのは、レイヤーによって区切られた内側が、「その人間が占有できる自由な空間」であることと、「惑星が内包する様々な法則、秩序が働き難い」ことの二点である。
 
 何においての重要かというと、そこにはある概念が絡んでくるので今回は割愛する。
 
 通常、レイヤーは人体に沿った形を成すが、練り方を覚えれば拡大したり縮小したり、形状そのものを変えたりすることもできる。そういった「加工」も重要なファクターの一つだとか。

 ……む? 自我、あるいはそれに近い自己認識?
 自分で書いておいて何だが、じゃあ、人工知能にレイヤーは備わるのだろうか?
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天眼【能力】
 てんげん。
 惑星感応能力。簡潔に言えば、星と情報を共有する異能のこと。
 五感のいずれにも属さず、それらを統合した第六の感覚。
 そう考えると「眼」という表現は不適切であるが、
「人間の感覚情報の七割は視覚が占めている」ということと、
「眼の形状は惑星と同じ球体である」という個人的な思想に由来して、敢えて使用している。
 この世界において、瞳とは、星の力を色濃く反映する媒体なのだろう。
 
 天眼保有者は星と精神を同調することで、世界を俯瞰する視点を獲得する。
 例えば、可視光線以外の電磁波。気圧の変動。分子の運動量――
 通常の人間の感覚では決して知覚することができない環境情報を数値化し、それを脳内で有機的に組み合わせることで、あたかも、全てを見通すような超視覚が可能になるのだ。
 
 ぶっちゃけ、どういうことができるかと言うと。
 一寸先も見えぬ真っ暗闇の空間で、少し離れた場所に石が転がっていると仮定して。
 その形状、色彩、質感、重量といった細やかなディテイルを、一切の五感に因らず把握することができるようになる。
 世界の構造を理解する眼、とも言えるかも知れない。

 それを応用した危険感知、未来予測が天眼保有者の真髄。
 言わば、白武流ニュータイプ。見える、私にも敵が見えるぞ!
 
 その効果範囲は脳の情報処理能力に比例する。
 情報の供給量を増大させ、一時的に精度を高めることも可能だが、その分、脳にかかる負荷は膨大なものになり、最悪の場合は廃人になるとか。
 
 優れた保有者は環境情報だけでなく、星の意思、感情さえも読み取るらしい。

 裏設定。天眼の保有者の瞳は、例外なく空色をしている。
 空色は星の色。それを刻まれたということは、数ある超視力の中でも、世界との結びつきが最も強いことの証左である。
 前にどこかでも書いたが、空色の瞳は地球の隠喩表現なのだ。

 元ネタは仏語の五眼が一、天眼。ただし、内容は別物。

一日一個更新の用語集ですが、今日からブログのほうに掲載したいと思います。
色々理由はあるのですが、一番は更新するのが楽だということ。
元々テキスト形式で日記を更新するのが面倒くさくてブログ形式にしたのに、用語集がテキスト形式のままじゃ、前と労働量が変わってないじゃん――という話になってしまうわけです。

いやはや、更級に指摘されるまで気づかないとは……白武もまだまだ未熟です。

他にも、ブログのほうが検索にも引っかかりやすい、コメントの対応も早いから、といった理由があります。

まあ、ブログで用語集書くのもどーかなーという気もしますが。

ということで、用語集は一端リセットし、今日からブログのほうで更新したいと思います。

「ここの説明が分からん」とか「もっと詳しく書け」とか「こういう解釈でいいの?」といった感想をもらえるとありがたいです(あとで編纂するためにも)。

でも、罵詈雑言はやめてねw

エインセル【人物】
 Ainsel。
 年齢16歳。身長156cm。体重48kg。B90 W58 H84。Gカップ。
 エインセルサーガにおける主人公。永遠の空色。人類の肯定者にして最も旧き祈り。
 その名の通り、この物語は彼女の存在なくしては語れない。
 ……が。
 彼女の設定は核心に触れるものが多く、不用意な記述は即ネタバレに繋がるため、迂闊に書くことができなかったりする。
 一発目にして、さっそく意義を見失ってしまった。何のための用語辞典やら。
 
 このまま終わるのも詰まらないので、せめて容姿について少し触れておこうと思う。
 
 酷く美しい少女だった。
 腰まで届く、しなやかな長髪。目鼻の整った顔立ち。墨を引いたような細い眉。
 薄氷のように透き通った、凛とした眼差し。長い睫に縁取られた空色の双眸。薄い桃色をした柔らかそうな唇は、その意志の強さを表すように、硬く一文字に引き締められている。
 小柄な体躯。華奢な四肢。それでいて、その儚げな身体には不釣合いなほど育った乳房。肌は陶器のように白く滑らかで、また、赤子のように瑞々しい。
 繰り返すが――それは酷く美しい少女だった。
 
 余談。
 名前の由来は、イングランドの北部に棲むとされる妖精。その名は自分自身を意味する。
 意外と、この「自分自身」という意味合いが重要だったりする。多分。
白武のパソコンのマウスホイールが壊れてしまった。

すごく不便。

画面をスクロールするのに、スクロールバーを選択して上下させることがこれほど面倒とは。
しかし、機能不全なのはマウスホイールだけなんですよねぇ。
カーソル移動、クリック機能も正常。
スクロールさえ我慢すれば、十分機能しうるコンディション。
いっそ全部ぶっ壊れてくれれば、買い換える決心もつくのですが……。


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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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