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日記、ところにより妄想。
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白武の世界の魔法には五つの系統があります。

目敏い方は、「風の軌跡では四系統じゃなかった?」と突っ込まれることでしょう。
日々、設定は進化しているのです。昔に拘るのはやめましょう(おい

えー、で、その五つが何かというと。

「加熱系」「冷却系」「流動系」「放電系」「光子系」

……になります。

左から四つは風の軌跡である程度説明しましたが、五つ目の光子系って何ぞや?

ぶっちゃけ、レーザーです。

レーザーとは「放射の誘導放出による光増幅」の頭文字で、波長の揃った光の波の意。
英文で書くと、Light Amplification by stimulated Emission of Radiation。

本来、光は様々な波長を併せ持ち、光源から発射されたあとは拡散してしまいます。
しかし、波長を一定に揃えた光は高い指向性を獲得する……つまりどうなるかってーと、なかなか拡散しないので通常の光より遠くまで届くようになるわけです。

プレゼンテーション用のレーザーポインターを思い出してください。
随分前、観客席から野球選手の目に投射した馬鹿がおりましたね。波長の揃った光は、それほどの長距離を直進するのです。
(失明の危険があるので、絶対しないように)

加えて、光は一点に集中することで莫大な熱エネルギーを生み出します。
誰でも、一度くらいは虫眼鏡の凸レンズを使って紙を燃やしたことがあるでしょう。あれです。

レーザーの速度はもちろん光速。発射した瞬間に命中します。

人を殺せるだけの熱が、回避不能の速度で飛来する。
攻撃される側にとって、これ以上の恐怖はないでしょう。

あ、反動がないというのもさりげない利点ですね。

それは稲妻を放つ放電系も同様ですが、放電は空気中の伝導率の関係でどうしても射程が短く、精度が安定しないので長距離攻撃には向きません。

要するに光子系とは、魔法による長距離狙撃のために開発されたものなのです。

修得難易度は最高ランク。
演出的には光の剣で、万物を遠距離からさっくり切断します。
超音波カッターである【鵺】とはまた違った「最強の斬撃」でしょう。

しかし、光を出すと重力も出したくなるのが人情ですかね。

重力系ね……語呂は悪くないなぁ。作るか?

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主人公が妹を寝かしつけようと、本を読んであげるシーンがあった。

彼は馴染み深い幻想小説を一冊取り出して、ゆったりと語り始める。

「わたしが思うに、この世で最も慈悲深いことは、人間が脳裡にあるものすべてを関連付けられずにいることだろう……」

爆笑した。

確かに幻想小説かもしれないけど、眠り語りにそのチョイスは奇抜すぎるw

もちろん、その後、妹さんは怖い夢を見たそうです。定番ですね。

 

――剣と魔法の世界。

ファンタジーが何たるかを説明する時、これに勝る文句はないだろう。
実に使い古された表現だが、それ故に、幻想の世界が持つ魅力を簡潔かつ的確に表現している語句だと思う。

つまり、だ。
ファンタジーには剣と魔法が必要なのである。

白武的に剣はいい。問題は魔法だ。
厳密に言えば、魔法という呼び名である。

魔法。魔術。
これらが意味するところは、実に深遠だ。
その何たるかを語るには、僕はあまりに勉強不足と言える。
だが、その表層の意味。
即ち、「不可思議な力を繰る術」という認識は、万人が持っている共通見解だ。

要するに、魔法といえばファイアーボールなわけである。
とりわけ、コンピュータゲームに慣れ親しんだ、現代の若者的には。

だが、そういった能力をひっくるめて魔法と呼ぶのはどうだろう。
いささかオリジナリティに欠けてはいないだろうか。

ここに、今回の議題が浮上する。

ここ数年、白武もようやく開眼し、世界に魔法を組み込むことに成功した。
だが、同時に、新たな苦悶を生むことにもなった。

ぶっちゃけていうと、魔法に該当する能力の名前が考えつかないのである。

正直、魔法に該当する能力なのだから、素直に魔法と呼べばいいのである。
だって、誰でも意味が通じる普遍的な言葉なのだから。

しかし、そこで相方は言うわけだ。

「オーソドックスは、個性の墓場だぞ」(注:意訳です。原文は別にあります)

一理ある。
物語の軸となる特殊な設定に、たとえ名前といえどオリジナリティを持たせられずして、何がオリジナル小説か、何が独自の世界観か、ということだろう。

かと言って、あんまり独創的な名前にするのもどうだろう。

そういう専門用語だとかオリジナル設定だとかは好きな人は好きだが――そうでもない人にとっては、途轍もなく「痛く」見えてしまうものだ。

それ故に悩む。
魔法を「魔法」という誰にでも意味が通じる名前にするか、それとも、我を通してオリジナルを貫くか。

なんて、長々と書きましたが、白武が設定で悩むのは日常茶飯事なのですよー。

僕が獲得したい能力の一つに、「睡眠と覚醒のスイッチ化」というものがあります。

目を瞑ったら一秒も掛けずにストンと眠りに落ち、起きたい時間になったら後を引かずにパッと目が覚める能力……とでもお考えください。

人間は眠ろうと思ってすぐ眠れるものではありません。
極度に疲弊している場合は別かもしれませんが、普段は、布団に入って五分くらい経たないと睡眠状態に陥れないものではないでしょうか。

この「眠りに落ちるまでの時間」がもったいない気がするのです。

もし、ゲーム機のスイッチを落とすように眠りに就ける能力が獲得できれば。
眠りに落ちるまでの時間分、何かに使える時間が増えるということ。

さしあたっては、今やっているノベルゲームとか。

あー、まだ続けたいけど、明日のことを考えるともう寝なきゃならないー。

こう、暗示一つでストンと一秒も掛からず眠れるのなら、あと十五分くらいはやれるのに。

人外ロリって素晴らしいと思うのですよ。

何が素晴らしいって?
まず、人間じゃないのが素晴らしい。

他にも理由があるけど、正直、語りきれないから割愛。

まあ、ロリの部分に関しては色々意見が分かれるところでしょうが、人間と人ならざる者の恋愛というのは実にありふれたテーマだったりすると思うのですよ。

思うに、日本男児って人外が好きな民族なのかも知れない。

昔話を思い返してみても、羽衣伝説の天女、浦島太郎の乙姫、鶴の恩返しの鶴女房――多くの物語で、男は人ならざるものに恋をする。

(逆に、女の人が人外に嫁に行くエピソードは望まれない婚姻、悲劇が多い気がしますな)

太古の昔より連綿と続くこの由緒正しきジャンルは、八百万の万象に神々を見る、我々の祖先の豊かな感性の賜物なのかも知れません。

そういうわけで日本男性は人外少女に対して寛容だと思うのですが、いかがでしょう?



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