本気か!? 本気で!? 本気だ!!!! Show Time

そもそも、魔法という要素と仮面ライダーというのは相性がとても良いと白武は考える。

なぜなら、「変身」だからだ。

姿を変える。それは魔法の根源的なイメージの一つ。

故に、どうしていままで平成仮面ライダーという作品群で魔法を題材にしたものがなかったのか不思議なくらいだった。

まあ、サリーちゃんあたりから始まったであろう魔法で変身=女の子向けという風潮が既に出来上がってたからかもしれないし、あるいはマジレンジャーが風化するのも待っていたのかもしれませんが。

何はともあれ。ウィザードはちょっと好きかもしれない。

二番勝負

十一月ももう終わりですねぇ。

本格的に寒くなってきた。そろそろコートでも出そうかな。
というか、今年は冬物を一着も買っていない気がする。ヒートテックぐらいは買い足そうかな。
なんとかして年末ジャンボ宝くじで一等が当たって、左団扇で余生を送れないものでしょうか。もう、白武は十分頑張ったと思うんだ（そんなことはない

何気なく書いた文章が好評なので苦笑している白武です。
本当に自分が書きたいものはいまいちなのに、気晴らしに適当に書いたものの方が受けるってちょっと複雑。まあ、世の中そういうものなのかもしれませんが。

さ、来るべき第二回リアル討論会に向けて、なにかこさえなければ。

というか、普通に考えたら剣聖伝の二章なんですがね。

あゆみちゃんが美術部をやめて魔法少女になるようです

「――〈巨大化〉。文字通り、対象の質量を増加させる呪文だね。次元渡りが使う、最も初歩的な呪文の一つだ」

一枚のカード……絵札の形状を取っているだけで、魔導書数冊に匹敵する膨大な情報量を収納した……を持った私に、黒猫が話しかける。

物体の体積の増減、本質の変容は、魔法の基本的なイメージだ。
例えば、一寸法師の打ち出の小槌。シンデレラのかぼちゃの馬車。あとは…何があるかな。

「うまくコントロールすれば、あらゆる物体に適応される。質量とエネルギーの関わりが深いこの次元では、特に有用な呪文となるはずだ。早めに回収できて行幸だったね」

「もし、コントロールできなかったら？」

「はは。その時は、昨日みたいになるだけさ」

ビル街での怪獣大決戦か……思い出だすだけで頭が痛くなる。

しかし、先日の件で、この呪文が生物にも非生物にも効果があることは証明済みだ。

あとは、こいつの言う通り、うまく制御できるか否か。

「つまり、きちんとコントロールさえできれば、私の胸も、念願のＢカップになるってことだね！」

「呪文を使ってやることがそれなのか！？　しかも、せっかく巨大化できるというのに、それくらいでいいんだ！？」

「うっさいな！　世の中の男子が考えている以上に、Ｂカップは残念なんかじゃないんだぞー！
いざゆけ、私の想い！　私の胸に〈巨大化〉！」

コントロールは成功した。

ああ、ブラの締め付けがきつい。これが、はちきれんばかりの乳というやつか。少し苦しいけど、その束縛感のなんと心地よいことか。

黒猫の言うとおり、私には魔法の才というのがあるのだろう。
かくして、〈巨大化〉の呪文式は暴走することなく処理され、ささやかだが、確固たる重みを私の胸にもたらしたのだ。

……三分だけ。

「言い忘れてたけど、それ、即応魔法（インスタント）だから効果短いよ？」

もっと早く言え。




魔法少女あゆみ。20!4年、新連載開始。

僕たちは幻想に恋をした←新作表題（嘘

昨日は仕事だったのですが、唐突に時間ができたので更級と焼肉に行きました。

やはり、作り手の友人というのはいいものです。
こう、打てば響くじゃありませんが、基本的に同じ視点を持っているので、話題に気を遣わなくていいのが楽ですね。

もともと凄い奴ですが、最近は更に磨きが掛かっている。

僕も負けてはいられないなぁ。

でも、今日も仕事なのだった。

完結

今度、友人が熊本の南阿蘇へ旅行に行くとのことで、熊本の名産を尋ねられたりもしましたが、こちとら筑紫平野の平地っ子。せいぜい馬刺しくらいしか思いつきませんでしたというか、旅行に出られるような休みがあっていいなぁ畜生。

僕も、たまにはのんびり旅行くらいしたいものです。
旅はいい。見聞は広くなるし、何より異郷の空気を肌で直接感じることができるのですから。

しかし、現実は無情にも僕に労働を強制するのだった。まる。

あ。そういえば西脇だっと版Fateが完結しましたね。
いや、よく頑張ったと思う。最初と比べて絵柄が凄まじく変化していますが、そこはそれ。それが西脇氏が選んだ答えだったのでしょう。
菌糸類が仰るとおり、コミカライズにあたって注がれた熱量は随一だったかと。新刊が出るたび、描き抜いてやろうという気迫はひしひしと伝わってきました。

もう八年前の作品ですが、セイバーの最後はほろりときてしまいますね。

見ているのですか、アーサー王。夢の続きを――。