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日記、ところにより妄想。
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んー、ちょっと本気出す。

目を逸らし続けてきたけど、そろそろ直視しなきゃ。この、溜まりに溜まった書類仕事というやつに。

というわけで、五月は創作できそうにありません。盟友の新作に期待します。

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小学生の時、図書館で何を借りていましたか?

ぶっちゃけて言えば、僕は歴史系の漫画ばっかりでした。活字なんて教科書以外、見たくもありませんでした。

そんな僕が、いま文章書きを目指しているんですから、世の中分からないものですが…。

というか、そもそも僕が小学生の時代の児童文学というのは、挿絵が地味で食指が動かなかったんですよ。ズッコケ三人組とか、一部例外はありましたが。

絵の力というのはすごいのです。ライトノベルなんかは特に顕著ですが、可愛らしい絵がついているだけで難解な活字を「読んでみよう」と思ってしまうんです。

もし小学生時代に、可愛らしい絵がついている文学書があれば、僕ももっと早くに小説を読み始めていたかもしれないのに。

しかし、現代。本屋さんで児童文学の棚を見てみると、なんと華やかなことか!

あのライトノベルさながらのキャラ絵表紙!

現代の小学生は羨ましい。読書が楽しくて仕方ないでしょうね。

というわけで、最近呼んだ本。

秋木真:著 しゅー:絵 「怪盗レッド」一巻。

現代の児童文学は初めてでしたが、うーん、面白いなあ。いまの子供たちは本当に幸せだ。こんなのが図書館に並んでいるのか…。

白武も児童向けラノベを書いてみようかな。
四月末から今日に至るまで、白武は多忙を極めておりました。

そして、それはなお進行中。僕に余裕などありはしない。

されど、人間には休息が必要。根詰めたってしかたないときもある。

というわけで、旧PCのデータ整理などをしておりました。そろそろ買い換えたいので。

そしたらまあ、出てくるわ出てくるわ。白武の黒歴史。

黒ですよ、黒。もう真っ黒。でも、せっかくなので、(黒歴史度的に)公開できそうなものを載せてみようと思います。


【煙草とスクール水着と宇宙人】
原画;白武士道 着色:犬茶漬け



冬の校舎。綺麗だけど無口で存在感がないクラスメイトの女の子が、屋上でスクール水着姿でタバコを吸っていた。それ、なんてプレイ?
ジャンルはSF(現代風)。規模は短編。
白武作品における「生命の成り立ち」について触れた内容。パンスペルミア仮説とかシードマスターとか、ファンタジーでは書けないような単語が出まくります。現代風に見えて、実はエインセルサーガシリーズと密接な関係が。
もちろん未完成。落ちが面白くならなくて…。
ちなみに女の子ですが、犬茶からはやさぐれかがみんと言われていました。あいまいさんせんちの。しかし、絵だけ見るとラノベっぽい…いや、確かに白武は軽文章書きですが。


【君が女神になるのなら】
原画:白武士道 着色:犬茶漬け


レスニア王国騎士団に所属するアセラス十騎長は、「その才能の無さ」を買われて、軍事顧問として一年間の国外任務を言い渡される。技術交流のために派遣された訓練部隊で教導官を務めるが、世界を揺るがす大事件に巻き込まれてしまい…。
ジャンルはファンタジー。規模は長編。
ナンバリングするならば、エインセルサーガⅢ。全てはここから始まった。この物語を書きたいがために、設定を掘り下げていったら、ⅠとかⅡとか、挙句はⅣ、果てには風の軌跡が生まれたという。うん。幻想屋ではよくあること。というか、この頃はまだエインセルサーガですらなかったのか。
ロストプリンセスの伏線はこれで回収する予定。もちろん未完成。


【Project SS(仮)】
原画・着色:犬茶漬け



白兵戦闘機〈AF〉のパイロット・巫部中尉は少女の形をした機械知性体に尋ねた。「君はI2(アイツー)か?」と。少女は答えた。「いいえ、私はAIよ」と。出撃前夜、少年はこの星の行く末を知る。
ジャンルはSF(世界崩壊系)。規模は短編。
空間振動砲とか白兵戦闘機とか模造知能(Imitation IntelligenceでI2)とか白武の趣味全開の内容。AIというものに対する持論が滲み出ているような、そうでないような。
ナンバリングは0。この時代、この内容でなければ書けないサーガがあったのです。
しかし、なんで白兵戦闘機(Proximity battle type armoring fighter)の略がAFだったんだろう?
PFだとダサいし、長くて覚えられないから、現場ではAssault fighterで定着した、みたいな裏設定だったっけ?
裏設定といえば、AFの主武装がプラズマライフルで、その形式名が〈不知火〉で、それが何千年も後にロストプリンセスや風の軌跡でプラズマを生成する準戦略魔法〈不知火〉と重なってて読者ニヤリみたいなことをやりたかったんだろうな、当時の僕は。

ほかにもうじゃうじゃ出てきたけど、きりがないのでこのへんで。

それにしても、ちょっと前の僕はちゃんと絵も描いてたんだなぁ。働き者だ。
いや、過去の自分というのは、時として、今の自分より勝っているものです。載せはしませんでしたが、「ウィリアム男爵の受難」という書きかけの短編を呼んでみたら、キャラの掛け合いが「コレ本当に僕が書いたの?」と思うほど。

時には、己の黒歴史と向き合ってみるのも良いかもしれません。血を流しながら。
最近、買った本。

原作:附田祐斗 作画:佐伯俊 協力:森崎友紀 「食戟のソーマ」一巻。

やっと買えた。なかなか本屋にも寄れない日々が続いております。

さて、ソーマの第一巻。ジャンプで毎週、ストーリーを追ってはいますが、やはり序盤は記憶が薄れていますね。ただし、炙りゲソのピーナッツ和えは覚えていました。いち触手スキーとして。

そのほか、読みきりが収録されていたのが嬉しいですね。読みきりのソーマかっこいい。

「お前の料理は失敗しないからつまらん」
「最高の食材。完璧な調理。俺にとってそんなのは行き止まりとおんなじ」
「新しいことを試して、失敗したときにも、料理をする喜びはある」
「思うんだけど、『正解』ひとつしかしらない奴は『もっとすごいもの』にはたどり着けない気がする」

左様。完璧は完璧であるが故に不完全なのだ。

なんにせよ、こういう泥臭い台詞は男の子に言わせてナンボだよなぁ、と思うのでした。

ところで、倉瀬ちゃんはもう出ないんですか?
どうも、白武士道です。

いつもお世話になっている上村碧氏の「クライマーズハイ」、ついに完結。

ロードレースに相応しい爽快感のある内容です。試合に負けて勝負に勝った…ではありませんが、クライマーとしての矜持を以って一矢報いる猪部君の雄姿に注目。

さて、次は僕の番か……ふっふっふ。新作なんかあるわけないだろ!


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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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