EXとAIDの造語

先週より新しい仮面ライダーエグゼイドが放映スタートしました。

正直、これはないわー。

平成ライダーで育ったおっさんのひとりとしてライダーの存在を否定することは悲しいのですが、これには容認できないものがあります。

デザインがどうとか、内容がどうとか、そういう話ではないのです。理念の問題。戦うということをゲーム感覚で描かないでほしい。

かの五代は、たとえ未確認生命体が相手であっても戦うことに否定的でした。それでも誰かの笑顔を天秤にかけて、自分の笑顔を犠牲にして拳を振るいました。笑いながら殴りつけるダグバと、涙を流しながら殴り返す五代の悲痛な最終決戦は、今でも目に焼き付いています。

拳を振るう。その意味を軽くしてはいけないと思う。

ましてや、HITだとかレベルアップだとか演出が出るのもどうなのよ。

そりゃあ白武もゲーム大好きだし、戦闘もの大好きですよ。けど、超えちゃならねえ一線ってあると思うのです。

前作のゴーストが良作だっただけに、ちょっと残念。

まあ、仕事の関係でたぶん見るとは思うのですが。