日記、ところにより妄想。
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報告が遅れましたが、沖縄研修を終え、無事に戻ってきました。
移動手段はもちろん飛行機なのですが、あの離陸時の座席越しに感じる「宙に浮く」「風に腰かける」感覚は何度体験しても不思議なものです。(重力は確かに感じているのに、なぜか落ちねえ!何かに支えられている!ぶきみ!という感じ) 28年の人生の中で飛行機に乗ったのはこれで四度目ですが、これからも高度が上がるにつれ建物がミニチュアサイズになっていく様に感動し、雲の中に突っ込んだ時は「これが竜の巣か!」と興奮するのでしょう。 覚えていらっしゃる方がどれだけいるかわかりませんが、過去作「空色の瞳」のエピローグで、翼を失い、人間の格にまで落ちた竜の少女が、空を見上げて「かつては自分も空を飛んでいたんだ」と呟くシーンがあるのですが、なるほど、これが竜の視点かと自分で納得してしまいました。 なんせ十年近く前の作品ですので、当時の僕が何を言いたかったのか今では思い出すこともできませんが、思うに、”地上を見下ろすことはあっても、空を見上げることはなかった”彼女が言いたかったのは「地に落ちなければ見られない景色がある」ということであり、それは処女作「ポスター」に通ずるものがあるのだな、と自分で自分を分析してみました。 そして、見下ろしていた時には感じなかった人間への情愛を、見上げる立場になったことで手に入れた。もし、彼女が竜のままだったらそうはいかなかった……のかも。(姉の方は憧れからの行動だったし) まあ、なんせ十年前。その時の僕と今の僕はまったくの別人。あの時の僕が何考えていたか、いまの僕は知る由もなし。あの頃は一日に五ページとかざらで書けたのになー。 ちなみに、帰りの便は夜ということもあって爆睡してました。研修きつかったわー。 PR |
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白武士道
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男性
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1985/12/07
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絵画、読書、小説執筆
自己紹介:
F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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