最近思ったこと

いちゃもんをつけるわけではないのだが。

マブラヴ・オルタネイティブに登場する近接用兵装74式長刀。これは日本の剣術「示現流」に用いられる薩摩拵えの形状を参考にしたものらしい。

小説版トータルイクリプスの五巻367Ｐにて、ユウヤが「日本の長刀って、少しでも早くブレードをヒットさせるためにグリップが前に反っているんだろ？」と発現していますが、

台詞中の「前に反っている」って　（　ってこと？

それとも　）　ってこと？

74式長刀はデザインを見る限り…まあ、確かに右手で握るところは前に出ているけど、全体的には前者の形をしているように思えます。

が、示現流の薩摩拵えって後者なんですよ。

通常、刀って敵を撫で斬るために刀身の反りと同じ方向に柄がわずかに反っているんですが、示現流はその逆で、「初撃必殺」「相手より早く当てる」ために、柄を刀身の反りと逆方向に反らせて、反りを打ち消しているんですね。

というのを思い出した時に、74式長刀のデザイン的ってどうなんだろうと思ったり思わなかったり。ぶっちゃけていうと、わかりづらい。

あるいは、僕の知識が間違っているのかも。