暗愚の想定、唯の幻影

仕事したくねぇ。

ずっと創作のこと考えていたい。

最低一年は不自由なく暮らせる貯金はあるから、いっそ仕事辞めるか。いや待て、この歳で再就職は厳しい。実を結べばいいが、下手したら一生を棒に振るかもしれん。

野原ひろしは言った。「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」と。

夢を掴むのは道具でも技術でもない。研ぎ澄まされたお前の覚悟だ。

夢のために今を犠牲にする覚悟があるか。

きっと、その覚悟がある人間だけが、夢を叶えることができるんだろう。

つーか、ぶっちゃけスポーツだろうが創作だろうが、何かを成す人間というのは変人・奇人の類だと思うんです。

それで金をもらえるのはあくまで結果論であって、不確定な「未来」のために「今」を犠牲してひたすらそれに打ち込む。そんなことができるのは変人だけだ。

一流選手は人格者であるというのは幻想だと思うのです。TVではそういう小奇麗な部分しか流さないだけで、絶対どこか歪んでいるよ。ね。そこの一般人。

まあ、それさえも「ひとそれぞれ」で片づけてしまうんだろうが。

ひとそれぞれと個体差は違う。統計と傾向を無視した暴論だ。

ゆらぎがなければシステムは硬直化し、老化する。個体差が存在するのは、遺伝子の多様性を維持するためだ。量子物理学的に見ても、すべての事象は観測するまで不確定だと実証されている（ハイゼンベルクの不確定性原理）。

それでも、定義しうる何かがあるのだ。人間の思考が化学反応である以上、数学的に表せることがあるのだ。

ぶっちゃけ、ひとそれぞれが何にでも適応されるなら、三角形の内角の和は180°じゃなくてもいいわけですよ。だってそれぞれなんだから。（注：ただし、曲面上で求めた三角形の和は180°とは限りません。何事にも例外はあります。しかし、それは想定されたスプーキーなのです）

でも、そうじゃない。必ず何らかの数学的傾向は存在する。ひとそれぞれだなどと謳う人間は、単純にその事実から目を背け、決めつけられるのが嫌いなだけだ。

さて、なんだかわけのわからないことをつらつらと書きましたが、つまるところ、僕は仕事とがしたくない。

小説書きたいよぅ。