日記、ところにより妄想。
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何か作りたい。
夜になると、何してるんだろうって考えてしまいます。 もうじき三十路を迎え、これから先、どんどん転職も難しくなっていくのに、それでも夢を捨てきれずにいる。でも、結局何もできないまま今日も一日仕事して終わる。 やる気があれば……と人は言うけれど、やる気があってもできないものはできない。 いざ自分の中から創作を取り上げてみれば、ぽっかりと何か空白ができたように感じる。 このままじゃ、いかんばい。 まあ、正直、プロになるのはあきらめているんですよね。 読者に迎合することは、僕にはできない。僕は僕の書きたいものを書くのが一番いい。 だから、のんびりと自費出版するくらいがちょうどいいのかもしれません。 作品がないと、そもそも自費出版できませんが。 ずっとずっと昔、「自費出版するとしたら第一号は故鬼だぜ!」とかのたまってたけど、いやあ、いまの感性じゃ書けんわ、あれ。 というわけで、覚えている限りの覚書(初期構想)を書こうと思います。 導入 桐島貴也は夢を失い日々を空虚に生きていた。 「何かが欠けている」――物心ついた時から、そんな感覚が彼にはあった。 そんな貴也はある時、盲目の少女と出会う。 ハンディキャップを背負いながらも、健気に清廉に生きる彼女に不思議と引かれていく。 けれど、その出会いこそが、悲劇の始まりだったのだ。 ■桐島貴也 大学一年生。 絵描き志望だったが、才能の限界を感じ、筆を折る。 涼香とは隣人で幼馴染で腐れ縁。お互い大切に想っているが、それが愛情なのか友情なのか計りかねている。 瀬良と出会い、その不思議な魅力に惹かれるが……。 司る部位は鬼の「器」。 ■天原涼香 ヒロイン。 貴也とは隣人で幼馴染で腐れ縁。貴也とは違い、明確に愛情を持っている。 かつて鬼を封じた巫女の家系。鬼が復活した場合、それを封じる役目を与えられているが……。 ■四条院瀬良 盲目の少女。 目は手術をすれば治るものの、ずっと暗闇の世界が当たり前だったため、手術には意欲的ではなかった。だが、貴也の絵を見てみたいという想いから手術を決意する。しかし、彼女の閉ざされていた瞳が光を取り戻す時……。 司る部位は鬼の「眼」。 ■三原雅人 貴也の親友。進学を機に貴也、涼香とは別の大学へ。 涼香のことを密かに想っていたが、貴也と涼香の間には入れないと諦めており、身を引いた。 夏のある日、貴也は里帰りをした彼と再会する。 瀬良と涼香との間で揺れ動く貴也に、彼は……。 司る部位は鬼の「魂」。 ■綾瀬詩穂 高校時代の後輩。放送部で美声の持ち主。 貴也のことを慕っていたが、涼香の存在があと一歩を踏み出す勇気を奪っていた。 司る部位は鬼の「声」。 真相 かつて、涼香の一族によって鬼は「器」「魂」「眼」「声」の四つに分けられ、綾瀬、桐島、三原、四条院の四家に封じられた。 しかし、封じられても鬼はひとつに戻ろうと強く引き合うため、眼を「欠けさせる」ことで、戻ろうとする力を弱めていた。 瀬良の視力の回復を機に、それぞれの部位はひとつに戻ろうとする。 目覚めた「魂」が雅人の意識を狂わせ、貴也への嫉妬を引き金に鬼化。 涼香を奪おうと、貴也も「器」として覚醒するが、結果として雅人を殺害してしまい、「魂」を取り込んでしまう。 鬼の「魂」に汚染され、貴也は本能のまま詩穂の「声」を奪う。 自分の凶行に狂ってしまいそうになる貴也。この苦しみから解放されるには、完全に鬼になるしかない。 そして、瀬良の「眼」を奪いつくしたことで、完全に鬼となってしまう。 そんな貴也を封印すべく涼香が立ちふさがるが、役目よりも貴也への想いを優先してしまい、凶爪を受け入れてしまう。 最後に残った貴也の理性が、自害を決断させた。 たびたび身内の話題で出てた「故にそれは鬼と呼ばれる」をまとめるとこんな感じ。 ちょうど、この初期構想の時期、月姫とか君が望む永遠とかダークで欝な感じのゲームばっかりやっていたからでしょうね。今の白武からは考えられないほどバイオレンス不条理。 仮面ライダー編とかもあるけど、この初期構想が一番好きだったりします。 でも、鬼に関する設定が納得いっていないので、内容は二転三転するでしょうが、殺し愛う幼馴染たちが書きたかったのは事実なので、そこは変わらないでしょう。 まあ、こんなもの書くくらいなら、さっさと少女剣聖伝を書きます。はい。 PR |
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プロフィール
HN:
白武士道
年齢:
38
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性別:
男性
誕生日:
1985/12/07
趣味:
絵画、読書、小説執筆
自己紹介:
F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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