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日記、ところにより妄想。
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何事にも限界はある。

しかし、それを伸び白がないと思うのは誤りである。成長の対義語は限界ではない。

限界とは、その時にできる自分の精一杯であり、未来の自分は範疇に含まれない。

今は25mを泳ぐのがやっとの人間も、鍛錬を続ければいつか50mを泳ぎきることも可能だろう。

今は地上を這いつくばることしかできない人類も、発展を続けていればいつか月に届くだろう。

努力とはすなわち、限界を延ばす作業に他ならない。

とはいえ、その時々の限界を見極めることは重要である。

今の自分にできること、できないこと。明確な立脚点がなければ正しい努力はできない。

時間が有限である以上、できる努力にも限りがある。どれを延ばすべきか、切るべきか。限界を知らずして選ぶことはできない。

未来の限界を決めつけるのは愚かしいが、今の限界から目を背けるのはもっと愚かしい。

「限界などない」といった綺麗事に惑わされてはいけない。それは単なる現実逃避である。自分の能力を客観的に分析できていない愚者である。

今の自分のすべてを見極め、その先の限界を引き延ばすべく自己研鑽できるかどうか。努力の本質はそれに集約される。

……ということを、仕事中に思った。

「限界だ。もう無理だ」と言って自分を見限り、早々にあきらめるタイプと、「限界だと思いたくない。自分はまだやれる」といって可能性にすがり、現実を見ようとしないタイプの利用者との会話である。

どっちも言葉の表層的な意味に囚われていると思う。

もう少し柔軟に、多様的に生きられないものかなぁ、とぼんやり眺めていればいいものを、ついつい利用者であるにもかかわらず白武節全開で説法してしまう。

要は、これが今の白武の限界である。
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白武士道
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男性
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1985/12/07
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絵画、読書、小説執筆
自己紹介:
F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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