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日記、ところにより妄想。
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「俺、綾さんともっと一緒に仕事したかったよ」

「彼女、ガイアメモリなんか手にしなければ、きっとすごくいい刑事だったと思うんだ」

「だから俺、頑張るよ。綾さんの分まで、いい刑事になれるように」

今回の主人公は、実は真倉刑事なんだと思います。

クウガ、アギト以降、平成ライダーにおいて警察という組織は悪役を担うことが多くなりました。
そんな中、青臭いまでに真っ直ぐで理想主義者な真倉刑事。
何の役にも立ってないし、空回って事件を引っ掻き回したり、オチに使われたり、何かと滑稽な役回りが多いですが、彼の信念は警察官の鑑だと思います。

やっぱり警察というのは正義と法の守護者として描かれなければならない。

確かに、警察官による不祥事や汚職などは現実として存在します。
警察だって所詮は人間の集まり。清濁併せ持つのが人間ならば、人間の集団である警察とて、完全に正しく在ることはできない。

ですが、直視すべき「現実」と、描くべき「理想」はまた別問題ではないでしょうか。

ましてや、主な視聴者が子供だという特撮業界。
公僕の風上にも置けないような警察官がいるという事実よりも、正義の執行者としての警察官という理想を、未来を担う子供たちにはもっと見せて欲しいです。

だって、日本の警察は世界に誇れるほど優秀なのだから。
それをどうして貶める必要がありましょう?

「こんな仕事をしていると、やりきれない事件にぶつかることがある」

「人の悪意を見せ付けられるような、そんな事件だ」

「でも、この仕事は多くの人の善意とも出会う」

「だから、俺はこの仕事を続けようと思う。この風都の仲間たちと」

変身解除後、目を覚ました翔太郎の僅かな沈黙がいい味を出します。
行間を読むって、こういうことなのかな。

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1985/12/07
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F県に棲息するナマモノ。
創作家になれるよう、亀の歩みで成長中。
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